「ポメラ DM20」を2週間使ってみて

2週間前、キングジムのポメラ(DM20)を買った。

前回の「「ポメラ DM20」を1週間使ってみて」の続きです。
今回こそ、買うか買わないか悩んでいる方の背中を押します。

ポメラ DM20

バッテリー

単4アルカリ電池2本で約20時間(エネループは15時間)使えます。
バッテリーの残量を気にしなくてよいのは、このポメラのよいところだと思います。
残量を気にしないことがこれほどストレスを感じさせないとは思いませんでした。
常に電源をさしている状態と思っていただけばイメージしやすいのではないでしょうか?
ついつい通信やバックライトなどの機能があれば・・・と考えてしまいますが、それによりバッテリーの持ちが悪くなるのなら、ポメラには必要ないのではないかと思います。

PCとの連動

ポメラだけではプリントアウトもメール送信することもできませんので、入力したデータは最終的にPCなどにデータを移す必要があります。
microSDカードを使うか、USBケーブルでつなぐか、DM20ならQRコードから携帯電話に移すこともできます。

それほど手間にならない。とは言うものの、正直どれも面倒くさいです。
「Evernote」や「Dropbox」などを使っていると、データの移動を意識せずに複数のPCやiPhoneでデータの共有化ができます。これらのサービスを利用する前なら気にならなかったかもしれませんが、毎日当たり前のように利用している今、コードを常に持ち歩いて、PCとつないでデータを移すというというのは、不便に感じます。
ポメラがSDカード対応にして「Eye-Fi」が使えるようになる(txt形式は使えないはず)といいなと思っています。外出先で入力して、家に帰ってPCを立ち上げると、データが入ってくる。便利だと思うのですが・・・
メモ帳感覚で素早く手軽に使えても、このデータのやり取りがあると思うと、面倒くさく感じてしまいます。なんとかならないかと思います。

覗き見対策

電車の中でも使っていますが、隣の人の視線は気にならないことはないです。
カバーも使っていませんが、保護フィルムも使っていませんので、文字の大きさを変えて覗き見対策しています。
誰に見られても恥ずかしくない内容ならいいのですが、見られると恥ずかしい内容の時は通常「24×24ドット」の文字の大きさを「20×20ドット」か「12×12ドット」に変更しています。
ただし「12×12ドット」は自分で読むのもしんどいくらいの大きさになります。
まぁ、誰も読まないと思いますが・・・

使ってみてわかったこと

何か書こうと思いつつ、PCの前に座ったものの、ついついTwitterなど見てしまったり、そこからWebを見て、メールをチェックしたり・・・そんな経験ありませんか?
僕は二度や三度、いや、そんなことが何度もあります。

ポメラのキーボードと画面

ポメラは文字を入力して文章を書く以外に何もできないので、気が散りようがないのです。しょうがないので、入力するしかない。本当に集中できます。
ホテルで缶詰めになって執筆する。あんな感じ(ホテルで缶詰め状態で執筆したことないのでよくわかりませんが、たぶんそんな感じ)。

ブログを書くにしても、引用など面倒くさいので、すべて自分の文章で書くことになります。
気が散り症な人や、文章を書きたくてたまらないって人にオススメです。

「やっぱ、いらね〜」って思った人はやめておいた方がいいと思いますが、ここまで読んでもまだ悩んでいたら、ぜひ思い切って購入することをおすすめします。
わずか2万3千円で、仕事でPCに向かっている時とはまったく違う楽しさを味わえ、創作欲を満たすことができます。

どうでしょう?

よくCMもやっていたので、誰でも知っていると思っていたのですが、意外とポメラってまだまだ認知度が低いんですかね?
ミスドなどでポメラを使っていて、声をかけられることがありました。