購入を検討している方へ「ニンテンドー 3DS」を2日間使った感想

長い間忙しくて更新できませんでした。約1ヶ月ぶりの更新です。
というわけで2月26日「ニンテンドー3DS」を購入しました。

このブログを見にきた方はすでに3DSのことはよくご存知だと思いますので、3DSの説明はしません。
「実際、使ってみてどうよ？」にお答えしたいと思います。

3D（立体的）に見えるの？

見えます。
想像していた以上に自然に3Dで見えました。
勘違いされている方はいないと思いますが、画面からニューって飛び出して見えたりはしません。
3Dの映画と同じようにスクリーンの向こう側、遠くの方で動いている感じです。

もう少しわかりやすく言うと、スクリーンの面が一番手前で、ここに文字などが表示されます。
スクリーンの奥、スクリーンの1、2cmくらい向こう側にキャラクターなどがいて、さらに奥、スクリーンから3cmくらい向こう側に背景がある感じです。
イメージできましたか？

スクリーンの形に窓が開いていて、窓の向こう側に3cmくらいの奥行きの部屋があって、その部屋にキャラクターがいる。そんな感じです。

1時間ほど連続して「スーパーストリートファイターIV 3D EDITION」をプレイしましたが、特に疲れることも違和感もなく3Dの画面を裸眼で見られてしまう。これってスゴいことだと思いました。
裸眼の3Dを体験してしまうと、メガネをかけた3Dテレビに興味がなくなってきました。

ゲーム以外のコンテンツも3DSで見てみたいと思うのですが、今のところ日本テレビやフジテレビの3D映像コンテンツの配信が予定されているようです。映画が配信されるようになるといいなと思いますが、とりあえずはWiiの「みんなのニンテンドーチャンネル」が3Dで見てみたいものです。
また、自分でも立体写真を撮影することができるのもいいですね。これから持ち歩いて、いろんなものを撮影したいと思っています。

3D以外の機能はどうなの？

3DSという名前や新しさで3Dが話題になっていますが、僕は3D以外の機能の方がもっと評価されるべきではないかと思いました。
「ドラクエIX」をプレイされた方ならわかると思うのですが、あの「すれ違い通信」がかなり強化されています。
まだ家の近所で試しただけなので1人としかすれ違っていませんが、DSの「すれ違い通信」の不満点が解消されるどころか、比べ物にならないくらいパワーアップされています。
すれ違いさせたいゲームソフトをセットしていなくてもいいし、あの面倒なセット（すれ違いスタート→フタを閉める）をしなくても、すれ違いができてしまうのです。
最初はすれ違う人が少ないかもしれませんが、そのうち毎日いろんな人とすれ違うようになるはずです。これは楽しみです。
他にも、万歩計機能やプレイしたゲームの記録が残る「思い出きろく帳」など見ていると、携帯電話と同じように毎日肌身離さず持ち歩くことになりそうな気がします。

不満はなに？

「フレンドリスト」がおもしろいです。
近くにいる人同士なら3DS同士で通信して、遠くにいる人同士ならフレンドコードを交換して、フレンド登録をします。
「フレンドリスト」を立ち上げると登録したともだちが表示され、今、オンラインか、オフラインかそれぞれの状態が表示され、さらにオンラインの場合今プレイしているゲームもわかります。ちなみにオフライン状態の場合は「2時間前までオンラインでした」など表示され、いつまでオンラインだったかがわかります。
もちろん、ともだちにオンライン状態など知らせたくない人は公開しないように設定することもできます。
「あっ！自分と同じゲームやってる！」なんてわかったりしておもしろいです。

ただ、MiiがQRコードに変換できるようになったり、3DSってゲーム機ではなく、コミュニケーションツールとしても楽しめると思うのですが、どうも中途半端な気がします。
「フレンドリスト」で友達がオンラインにつながっているとわかっていても何もできないのです。とりあえず「そっちはどう？」みたいな感じでTwitterで送ったりしたのですが、これが3DSだけで完結するともっと楽だし、おもしろいと思いました。
子供が安全に使えるようにするため制限しているのかもしれませんが、フレンドにメッセージを送る機能は欲しいところです。

これから買う人に

実は3DSはまだ未完成だったりします。
5月末頃を予定している本体の更新で、ソフトを購入したり映像や体験版を配信する「ニンテンドーeShop」がオープンし、ニンテンドーDSiでダウンロード購入したソフトをニンテンドー3DSに引っ越す機能、インターネットブラウザーなどが利用可能になります。
引っ越し機能だけでもなんとか発売日に間に合わすことができなかったのか？と思いましたが、「ニンテンドーeShop」との連携によって実現する機能のため、本体発売から3ヶ月間待たなければいけません。
そんなわけで、ちょっとまだ未完成な感は否めない3DSであったりします。
今発売されている3DS専用のゲームの中で、プレイしたいタイトルがなければ、今すぐ買う必要はないのではないかと思います。

同時に購入した「スーパーストリートファイターIV 3D EDITION」と保護フィルター「ピタ貼り for ニンテンドー3DS」については、また次回に。