知らないと損する「本当はこんな歌」

「本当はこんな歌」(町山 智浩)を読んだ。

本当はこんな歌(町山 智浩)

よく恋愛ドラマなどでもよく耳にするあの曲。さぞ燃え上がるような恋の歌かと思いきや、まったく恋愛とは関係のない歌詞だったりするらしい。
そんな洋楽ロック40曲の紹介と歌詞の本当の意味や、アーティストが作詞作曲に至った背景を解説された本、それが「本当はこんな歌」だ。

この本は著者の町山智浩が好きで読んだのだが、以前「映画好きなら読まなきゃもったいない!「映画の見方がわかる本」」も町山智浩の本だ。

「映画の見方がわかる本」は本当におもしろかった。読んでいて「なるほど・・・」「そういうことだったのか・・・」の連続だった。
だから、この「本当はこんな歌」にも期待していたのだが、1曲あたりのボリュームが少ないせいか、ちょっと物足りなかった。

ただ、とても大切なことに気づかされた。
いつからだろう?
自分が長い間、歌詞を見ていないことに気づいた。

以前はCDを買ってきたら、歌詞カードを見ながら、曲を聞いたものだ。

最近はiTunesでダウンロードすることが多かったり、CDを買っても使うのはiTunesに取り込む最初の1回だけだったり、そのCDも輸入盤だと歌詞がついてなかったりと、そのあたりが原因になっているのだろう。

これからは、できるだけ歌詞を理解して聴こうと思った。