「kobo glo」を持っているけど、「kobo aura」は買いか?

前回の「「kobo mini」を購入してしまった・・・」で「kobo mini」を購入したことを書いたが、「kobo mini」が届いた翌日に「kobo aura」が発表され、予約の受付が始まった。

電子ブック楽天<kobo>kobo aura

フロントライト掲載の「kobo」ということで、「kobo glo」の後継機になると思われる「kobo aura」がどう進化したのか検証してみた。

kobo gloから進化したところ

ディスプレイ
「kobo glo」の「6インチ タッチスクリーン 電子ペーパー(16階調グレースケール)」から「6インチ 高解像度 E Ink Pearl ディスプレイ(低フラッシュ波形技術、16 階調グレースケール)」になった。
ちなみに「kobo mini」は「5インチ タッチスクリーン 電子ペーパー(16階調グレースケール)」だ。

フラットパネルを採用した「kobo aura」

フラットパネルで、枠と画面に段差がないらしい。
上の写真ではわかりにくいかもしれないが、iPhoneやiPadのように平らなのだろう。

内蔵メモリ容量 / 使用可能領域
「kobo glo」の「約2GB / 約1GB」から「約4GB / 約3GB」になった。
テキストベースの本に換算すると、1,000点分 → 3,000点分と、「kobo glo」でも十分な数字だが、漫画に換算すると、約20〜50点分 → 約60〜150点分になるので、koboで漫画を読んでいる人は、この差は大きいだろう。
ちなみに「kobo mini」は「kobo glo」と同じ「約2GB / 約1GB」だ。

充電持続時間の目安
「kobo glo」の1回のフル充電で「最長約1ヶ月」から「最長約8週間」になった。
「kobo mini」も「最長約1ヶ月」持つが、「kobo glo」の「1回のフル充電で最大約30,000ページ分のページめくりが可能」より、「kobo mini」の方が「1回のフル充電で最大約40,000ページ分のページめくりが可能」で、10,000ページも多くめくることができる。
持続時間は、ページのめくる数より、時間の方が大きく影響するのかもしれない。

その他、サイズや重さも若干小さく、軽く、改良されている。

kobo aura 114mm x 150mm × 8.1mm 174g
kobo glo 114mm × 157mm × 10mm 185g
kobo mini 102mm × 133mm × 10mm 134g

kobo gloと変わらないところ

解像度
「kobo glo」と同じ「758 x 1024」で、変わりがない。
ちなみに「kobo mini」は「600 x 800」だ。

その他、大きな変更はなかったので、ガッカリした人もいるかもしれない。

正直なところ、「kobo glo」を持っている人は、買い換えるかどうか、迷うところではないだろうか?
「kobo glo」との価格差は4,820円(12,800 − 7,980円)。スリープカバーが付属されてるとは言え、この差は大きい。

kobo touch、kobo glo、kobo miniを持っている僕が買い換えるべきかどうか、考えてみた。

「kobo touch」を持ってるなら、買い換えるべし

「kobo touch」から「kobo glo」に変えただけでも、モッサリ感はかなり解消できた。当然「kobo aura」でも、快適になるはずだ。
また、内蔵メモリ容量や、充電持続時間も増えているし、「フロントライト」が搭載されているので、もう買い換えない理由はない。

買い換えるべし!

「kobo glo」を持ってるなら・・・

「kobo glo」との比較が一番難しい。

現状の「kobo glo」について、上に挙げた「kobo gloから進化したところ」(ディスプレイ、内蔵メモリ容量 / 使用可能領域、充電持続時間の目安)に不満を感じているなら、買い換えてもよいと思う。

特に不満を感じていないなら、もう少し価格が下がるのを待ってもよいのではないかと思う。
もちろん、価格など気にしない人は、買い換えてよいだろう。

「kobo mini」を持ってるなら、買い足しで!

「kobo mini」を使っているが、これは「kobo glo」や「kobo aura」とは別モノだ。
用途によって使い分けらるので、「kobo mini」と「kobo aura」を2台持っていても困らないだろう。

暗いところでも使いたいなら、フロントライトが便利なので「買い」だろう。

フロントライト付きの「kobo aura」が寝室にあれば、電気を消して、本を読みながら眠れる。「kobo mini」でも、部屋の電気を点けておけば読めるのだが、そうすると寝てしまった後も部屋の電気が点いたままになってしまう。

またうす暗い乗り物の中や、部屋の電気を点けるほどでもない時でも、快適に使うことができる。
というわけで、「kobo mini」を持っているなら、買い換えではなく、買い足しで。

「kobo touch」「kobo glo」「kobo mini」を持ってるなら・・・

そんなヤツ、おらんやろ?
と思われるかもしれないが、意外といるのではないかと思う。
なんせどれも安いので。

僕は「kobo glo」を買ったばかりなので、今すぐ「kobo aura」は買わないが、コレクターなら発売日に買うしかないだろう?

9,800円以下に値下げされると、すぐに買ってしまいそうだけど、電子書籍端末4台も持っていてもどうしようもないし、困ったものだ。