「kobo mini」を購入してしまった・・・

2012年7月に「kobo touch」を購入し、2013年9月に「kobo glo」を購入したが、今回さらに「kobo mini」を購入してしまった。

電子ブック楽天<kobo>kobo mini

なぜ「購入した」ではなく、「購入してしまった」のか?
それは、以前より日本発売がいつかになるのか?と気になっていた「kobo aura」の発売日が、10月17日に発表(Kobo社、電子ブックリーダーの最新機種「Kobo Aura」を日本市場に投入本日より予約開始)されたからだ。

これをずっと待ってたのに・・・
ちなみに「kobo mini」を購入したのが10月14日、届いたのが10月16日。「kobo aura」発表の一日前であった。

「kobo aura」については、また次の機会に。
今回は「kobo mini」について。

なぜ「kobo glo」を買ったばかりなのに、「kobo mini」を買ったのか?
答えは「kobo glo」の時と一緒で、安かったからだ。

本体価格が5,980円で、ポイント10倍(598ポイント)と電子ブックコンテンツクーポン1,000円分がつくので、実質は4,382円(5,980円 − 598ポイント − 1,000円)になる。

4,000円くらいなら、「今「kobo glo」をオススメするこれだけの理由」で書いたように、50%オフクーポンですぐに元を取り返してしまえる。
というわけで、「kobo mini」を買ってしまった。

「kobo mini」と「kobo glo用革製スリープカバー」の大きさ比較

「kobo mini」という名前でわかる通り、小さいことが特徴だけど、箱からして小さい!
箱に下にある「kobo glo用革製スリープカバー」より小さいとは・・・

「kobo mini」の取扱説明書と箱

パッケージを開けると「kobo glo」と同じように、海外向けの箱の上に日本向けの取扱説明書が入っている。

「kobo mini」の取扱説明書

この取扱説明書は詳しいので、初めて「kobo」を使う人でも安心して使うことができる。
「kobo touch」の時にこれがあれば、「kobo」の評価ももっと良かったのではないかと思うと、とても残念だ。

「kobo mini」の簡易マニュアル

これが「kobo touch」に付属されていた元々の取扱説明書で、ペラペラでほとんど中身がない。
iPhoneやiPodなど、Appleの製品なら、どれもこの程度のものしか付属されていなくても問題ないのだが、「kobo」の利用者はそれだけ幅が広いのだろう。

黒い「kobo mini」のロゴ

今回「kobo」シリーズで初めて黒い色を選択した。
白より、ロゴが目立つ。

「iPhone5」「kobo mini」「kobo glo」の比較

左から、iPhone5、kobo mini、kobo gloで、高さはそれぞれ123.8mm、133mm、157.4mm。
iPhone5より約1cm大きく、kobo gloより約2.4cm小さい。

「kobo mini」と「kobo glo」の横幅比較

「kobo mini」の横幅は、「kobo glo」の画面の幅より若干幅広い。

「kobo mini」と「kobo glo」の縦比較

縦も「kobo glo」の画面より若干幅広い。

「kobo mini」と「kobo glo」の裏側

裏側。
右の「kobo glo」が大きく感じるが、実際は「kobo mini」がかなり小さく感じる。

「kobo mini」と「kobo glo」の画面の比較

「kobo glo」のフロントライトをつけているので、ちょっと見にくいが、「kobo mini」の画面は「kobo glo」とは違って、「kobo touch」と同じ古いバージョンになっている。

どっちもわかりにくいように思う。「kindle」のようにシンプルでわかりやすいものにして欲しい。

初期設定の文字が結構小さい「kobo mini」

画面が小さいため、初期設定の文字の大きさは、結構小さい。

文字の大きさを自由に変えられるのは、電子書籍ならでは

これくらい文字を大きくして使っている。
文字の大きさを自由に変えられるのは、電子書籍ならではの便利な機能。
老眼で紙の本が読みにくい人には、オススメだ。

「kobo glo」の方が画面が大きいので、文字が小さく感じる

ちなみに「kobo glo」だと、これくらいの大きさ。
上の「kobo mini」と比べると、画面が大きいので文字の大きさが小さく感じるが、文字の大きさは同じくらいになっている。

1画面に表示される文字数は「kobo glo」の方が多い

1画面に表示される文字数は当然「kobo glo」の方が多くなる。

この文字サイズより小さく設定しても、あまり小さくならない

この文字サイズより小さくしていくと、わからないくらいビミョーにしか小さくならないので、何度も「−」(マイナス)を押すことになる。

この文字サイズより大きく設定すると、一気に大きくなる

なぜかよくわからないが、逆に「+」(プラス)を一度押すと、一気に大きな文字になる。
上の写真のサイズとこのサイズの中間のサイズが欲しいのだが・・・

文庫本と比べると、幅も小さいが、縦も1cm以上小さい

この「kobo mini」の良さは小さいサイズ。
文庫本と比べると、幅も小さいが、縦も1cm以上小さい。

手でしっかりつかめるので、安心感がある

手でしっかりつかめるので、安心感がある。

「kobo mini」の重さ、131g

重さを量ってみると、131g。
公式サイトの134gより3g軽かった。
iPhone5(112g)の方が20gほど軽いのだが、素材がガラスと金属のためか、大きさが小さいためか、なぜかiPhone5の方が重く感じる。
両手で持って比べると、iPhone5の方が軽いことがわかるが、人間の感覚っていい加減なものだ。
iPhone4S(140g)や、iPhone 5c(132g)、iPhone 5s(112g)と比べると、どっちが重く感じるのか気になる。

「kobo glo」+「革製スリープカバー」の重さ、307g

「kobo glo」+「革製スリープカバー」だと307gあるので、やはり「kobo mini」は、かなり軽く感じる。

「Kindle Paperwhite」+「レザーカバー」の重さ、350g

「Kindle Paperwhite」+「レザーカバー」だと、350gにもなる。
「kobo mini」が小さくて、軽いことがわかる。

「kobo mini」は画面が小さいので、文字入力がしにくく感じた

複数ページにわたって文字を選択できないなど「kobo」共通の残念な点以外で、「kobo mini」だけの残念な点があった。

画面が小さいので、文字入力がしにくく感じた。とくに枠と画面に段差があるので、「q」「a」「p」など、枠に接した端の文字が押しにくく感じた。
まぁ、それほど文字入力する機会はないと思うので、他の残念な点と比べると、たいした問題にはならないだろう。

「kobo glo」と「kobo mini」で、「書き込み」の情報が共有できなかった

「kobo glo」と「kobo mini」で、インターネットが使える環境であれば、どこまで読んだかの情報は共有できる。
しかし、何度か試してみたのだが、「書き込み」の情報が共有できなかった。「kobo glo」で書いたコメントが「kobo mini」で読めない。逆に「kobo mini」で書いたコメントも「kobo glo」で読めなかった。
やり方に問題があるのか、「書き込み」は端末毎に記録するこのような仕様なのか、わからなかった。

「kobo aura」が出たが、「kobo mini」を買ったことは後悔していない。それぞれ使い分けができているからだ。
どちらかというと、その前に買った「kobo glo」が被っている。

当分「kobo aura」に買い換えることはないだろう。もし「kobo glo」を買っていなかったら、安い「kobo glo」を選んでいたか、新しい「kobo aura」を選んでいたか、どっちを選んでいただろう?

最後に「kobo touch」に関する記事はこちら。

「kobo glo」に関する記事はこちら。