iPhone6 Plusを一週間使ってみて

iPhone6 Plusを購入して約一週間が経ったので、感じたことなどを書いてみたいと思う。

今回購入したのは「iPhone6 Plus 128GB シルバー」で、ソフトバンクオンラインショップで購入した。ちなみに「iPhone5」からの機種変更だ。

iPhone

「ソフトバンクオンラインショップ」で初めて機種変更。手続きは簡単。でもプラン選びは慎重に。

今までアップルストアに並んだりしたこともあったが、今回初めてソフトバンクオンラインショップで購入した。各社いっせいに予約をスタートした12日の午後4時、あわてて予約したので、店舗受け取りで申し込んだつもりが、オンラインで受け取りで申し込んでしまっていたからだ。

申し込みは簡単だった。機種変更する電話番号と希望の色、サイズくらいを入力するだけで、「えっ? これだけで手続き完了?」と思ったくらいだ。

届いてからの処理は、過去にiPhoneの機種変更を行ったことがある人なら簡単だろう。iCloudかiTunesで前に使っていたiPhoneのバックアップをとり、新しいiPhoneを復元するだけだ。データの送受信に時間がかかるが、特になにもすることなく終わる。

iPhone6 Plus

問題は、予約の次に行う申し込みの手続きだろう。ソフトバンクオンラインショップの画面でプランを選んでいくだけなのだが、よく理解しておかなければわかりにくい。自分の電話、通信の使用頻度やiPadなどタブレットも使うか、家族にソフトバンクユーザーがいるかどうかなどで、ベストのプランが変わってくる。

これが店頭受け取りなら、ソフトバンクショップの人に相談しながら決めていけるのだが、すべて自分で理解して選んでいかなければならない。一応、電話でも相談の受付はあったと思うが、自分で決めたので、不安が残る。

ただ、ソフトバンクショップで相談すればまったく問題ないのかと言えば、これもまたスタッフの方の知識やショップ内の事情により、100%信頼しきれないところもあるので、自分でもある程度は理解しておいた方がいいだろう。実際、発売翌日に行ったソフトバンクショップで「iPhone6 16GB」の機種代金が新規購入は実質負担額0円になる話をしたところ、「以前は0円で販売することもあったが、現在は指導をされて端末を0円にはできないので、0円の機種はありません」と言われてしまった。

すべての機種代金、プランを把握しろとまでは言わないが、iPhoneの新機種の機種代金は0円(iPhone6 16GB)〜2,045円(iPhone6 Plus 128GB)くらいは覚えていて欲しい。もし自分があの説明を聞いて、旧機種のiPhone5Cを買ってしまったら、かなりショックを受けると思う。
どのキャンペーンとどのプランは併用できないかなど、わからないことがあったので行ったのだが、不安になったので、この店でプランについて確認するのはやめた。

大きくて、よかったこと

前に使っていたiPhone5と比べると、とにかく大きい。
iPhone5でPC用サイトを閲覧する時は、小さい文字は読めないので、ピンチイン、ピンチアウトで拡大縮小を繰り返していた。しかしiPhone6 Plusではよほど小さい文字でない限り読めるので、多くのPC用サイトが拡大せずにそのまま見られるようになった。

それがどうした? と言われてしまいそうだが、実際に使ってみるとわかるはず。めちゃくちゃ快適だ。正直、スマホ用サイトなんて、必要ないと思う。もしスマホ用サイトを作るなら、文字の大きさをもっと小さくするなど、調整しないと、かえって使いにくいだろう。

同じことがアプリにも言える。iPhone6 Plus用にデザインされたアプリはよいのだが、そうでないアプリは無駄に文字がでかくて使いにくい。iPadでiPhone用アプリを使った時の使いにくさ、あの感覚だ。これは徐々に対応アプリが増えていくと思うので、もうしばらくは我慢したいと思っている。

iPhone5とiPhone6 Plus

ファブレットと呼ばれるこのサイズのスマホが増えてくると、仕事以外ではパソコンが必要なくなる人も多くなるのではないかと思った。

家に置いてあるパソコンの用途は?と考えると、Webサイトを見る、メールを書く(これも最近少ない?)、ムービーカメラで撮影した動画を編集する、ちょっとした文章をワープロで書く・・・と考えると、多くはiPhone6 Plusでできてしまう。

iPhone5以前の機種でもiMovieで動画も編集できたし、Pagesで文章も書けたが、それは「がんばればできる」というレベルだった。iPhone6 Plusなら「普通にできる」のではないか。

大きすぎないか? よく聞かれたりするが、しばらく触った後にiPhone5を持つと、逆にiPhone5がスゴく小さく感じてしまうので、この大きさもすぐに慣れてしまうだろう。
パソコンのように使うギリギリの小ささで、携帯電話として持ち歩けるギリギリの大きさ。絶妙なサイズではないかと思った。

大きすぎて、困ったこと

大きすぎて、困ったこと。実はあまりない。

あえて言えば、持ち運びする時に大きいくらいで、誰でも想像がつくだろう。手に持つと大きいし、ジャケットのポケットに入れても大きい。
がんばって手に持つか、あきらめてカバンの中にでも入れて持ち歩くしかない。そう考えると、ぜんぜん欲しくなかったあの時計がちょっと気になっていたりする。ヤバっ!
そして、くれぐれも、ポケットに入れないように。

持ち運びする時以外、家や職場では特に不便はないだろう。つまり持ち歩く時のデメリット以外はほとんどメリットしかないのではないかと思うこの一週間だった。

結論

長々と書いてしまったが、持ち運びはジャマになるけど、それ以外はメリットいっぱい。
買って損はない。と思う。

あと、ポケットに入れると曲がりそうだし、落とすと壊れそうなので、ケースに入れて、持ち運ぶ時はカバンに入れる方がよいだろう。

大きさ以外の話はないのか? と言われそうだが、ない。使い始めた瞬間は「おぉっ! 新しいiPhoneだ!」と感じるのだが、しばらくすると6年前から使っているiPhoneに感じてしまう。徐々に端末もOSも変わっていっているが、新しくなったと感じるのは変わった直後だけで、すぐに慣れて、前からずっと使っているような感覚になる。
大きさ以外に変わったこともたくさんあるが、もうすでに慣れてしまって、ずっと前からこれを使っているように感じてしまっている。

これはとてもよい話だ。迷うことなく簡単に使えるのは、よい話だと思うのだが、言い換えると、代わり映えしないということになる。もう今さらiPhone以外のケータイを使うことはないと思うが、新し物好きとしては、たまに違うケータイを持ちたい思いに駆られることもあるのも事実だ。

iPhone6 Plusの取扱説明書

最後に、これがiPhone6 Plusの取説だ。前からだったかな? ついに紙一枚になってしまった。