SONYのアクションカム「HDR-AS200V」を日常を撮るビデオカメラとして使う

SONYのデジタルHDビデオカメラレコーダー アクションカム「HDR-AS200V」を購入した。

今回購入したのは「HDR-AS200V」とライブビューリモコン「RM-LVR2」がセットになったライブビューリモコンキット「HDR-AS200VR」と、グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」だ。

ライブビューリモコンキット「HDR-AS200VR」とグリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」

アクションカムと言えば、サーフィンやスノーボードなどで使うもの。アクションとはまったくと言ってよいほど縁がないのに、なぜアクションカムを購入したのか?

また、アクションカムと言えば「GoPro(ゴープロ)」、「GoPro」と言えばアクションカム、と言われるほど。なぜ定番の「GoPro」ではなく、SONYのアクションカム「HDR-AS200V」を購入したのか?

今回はそんな話を。

最近のデジカメとかビデオカメラを買うと、充電器が付属されていないものが多いが、この「HDR-AS200V」も付属されていないので、別にバッテリーチャージャー「BC-TRX」とバッテリー「NP-BX1」がセットになったアクセサリーキット「ACC-TRBX」を一緒に購入した。

アクセサリーキット「ACC-TRBX」

どっちみち購入しなければいけないので面倒に感じるが、「HDR-AS200V」の場合、何台も購入して使う人もいるので、別売りの方がよいのだろう。

SONYのデジタルHDビデオカメラレコーダー アクションカム「HDR-AS200V」

これが「HDR-AS200V」で、付属のウォタープルーフケース「SPK-AS2」に入った状態だ。アクションカムなので当たり前の話だが、とても小さい。

このサイズでフルハイビジョン(1920x1080)の映像、それも 60pで撮れるとは、ビデオの進化に驚かされる。将来を見越して、4Kの「FDR-X1000V」も検討したが、編集環境や観る環境が揃っていないので、結局「HDR-AS200V」を選んだ。

ライブビューリモコン「RM-LVR2」

スマートフォンがあればリモコン代わりになるのだが、一緒にライブビューリモコン「RM-LVR2」を購入した。

その理由は、なるべくスマートフォンのバッテリーを使いたくないことや、防水なので水を使う場所でも使えることだ。だから、そのあたり問題なければ、ライブビューリモコンは必要ないだろう。ちなみに上の写真の画面は、購入した時に貼ってあった写真で、実際の画面ではない。

アクションカム「HDR-AS200V」とウォタープルーフケース「SPK-AS2」

ウォタープルーフケース「SPK-AS2」から取り出すと、さらに一回り小さくなる。

グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」、ウォタープルーフケース「SPK-AS2」、アクションカム「HDR-AS200V」

左から、グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」、ウォタープルーフケース「SPK-AS2」、アクションカム「HDR-AS200V」。

「AKA-LU1」を使うと、二回りくらい大きくなってしまう。

ウォタープルーフケース「SPK-AS2」、グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」、アクションカム「HDR-AS200V」を後ろから見たところ

後ろから見たところ。

大きさの違いがよくわかる。

「HDR-AS200V」をグリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」に入れたところ

グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」に入れたところ。

かなりタイトな作りのようで、初めて使った時はフタが閉められないで焦った。壊れるかも・・・? と思いながら、思いっきり力を入れたら閉まった。

「HDR-AS100V」と「AKA-LU1」の相性があまりよくなく、使えないという話を聞いたことがあったが、改良されたのか「HDR-AS200V」では問題なく使えた。

グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」

実は、このグリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」が「HDR-AS200V」を購入した理由の一つだったので、実際に使えるかどうかわかるまで、かなり不安だった。

「HDR-AS200V」はウォタープルーフケース「SPK-AS2」を使うことによって、防水のビデオカメラになる。

グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」で、超小型のハンディカムのビデオカメラになる「HDR-AS200V」

グリップスタイルLCDユニット「AKA-LU1」を使うことによって、超小型のハンディカムのビデオカメラにもなる。

つまり、「HDR-AS200V」は、小さくて、軽くて、防水で、ハンディカムのビデオカメラであり、アクションしなくても日常を撮るビデオカメラとして使えるのだ。

ただ、誰にでもこの使い方をオススメできるか? と言われるとビミョーだ。

なんせほとんどのビデオカメラでは当たり前のようについているズームがない。被写体が遠く離れていると、小さすぎて何が映っているのかわからなくなる。子供の運動会や音楽会、動物園の檻の中の動物など、遠く離れたものを撮るのには、まったく適していない。

購入した時の価格は「HDR-AS200V」が45,000円ほど。

「AKA-LU1」が8,000円ほどだった。

合計では50,000円を超える。50,000円あれば、そこそこのビデオカメラを購入できる。

おそらく「HDR-CX670」を購入した方が幸せになるのではないかと思う。

アクションカムとして使うなら・・・ 買っておいて言うのもなんだが、そこもオススメしてよいものやら。対応アクセサリをみると、圧倒的に「GoPro」の方が多い。SONYの純正アクセサリで満足できるならよいと思うが、純正以外のものも使いたいと思っているなら、「GoPro」を購入した方が幸せになるのではないかと思う。

「SONY ActionCam」のステッカー

付属品の中にステッカーが4枚入っていた。

「GoPro」のようなブランドに育って欲しいと願いが込められているのだと思うが、正直、パッとしない。なんせ「SONY ActionCam」だ。そのまんま過ぎる。「VAIO」や「BRAVIA」のような、ブランドを用意した方がよかったのではないかと思う。