「カラスの親指 by rule of CROW's thumb」こういう終わり方もあるのか...

「カラスの親指 by rule of CROW's thumb」(道尾 秀介)を読みました。

カラスの親指 by rule of CROW's thumb(道尾 秀介)

あまり難しいこと考えずに、サラッと何か読みたいと思って読んだのですが、結構ピッタリだったと思います。

人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。
ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。
各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに!

Amazon.co.jp: カラスの親指 by rule of CROW's thumb (講談社文庫): 道尾 秀介: 本」より

いつも本を読んでる最中、こんな風に展開していくのかな? など、先を予想しながら読んでいますが、今回も「やはりそう来たか・・・」と思って読んでいると「あれ?」と裏切られました。

こういう終わり方もあるのかと。ただ、もっとシンプルなハッピーエンドの方が好みかなぁ?

こういう本は、何も知らずに読んだ方が楽しめると思うので、あまり詳しくは書きませんが、大丈夫。
きっと楽しめるはず。

ただ、実際、こんなことできないやろ? というような現実離れしてる話なので、現実感のある話を読みたい時には読まない方がいいかも。