「エグゼクティブが実践するたった1つの健康法」この本を読んで、自分がどうして太っているのか原因がわかった

そろそろ健康にも気を遣わなければいけないと思い、「エグゼクティブが実践するたった1つの健康法ー帝国クリニック院長が教える」（岩本 耕太郎）を読みました。

なぜこの本を読もうと思ったかというと、パラパラと読んだ時に僕の太っている原因が載っているのを見つけたからです。

著者の岩本耕太郎氏は帝国クリニック院長で、カラダやココロの健康を維持するために大事なことについて次のように書かれています。

私がかれこれ20年以上ここ帝国ホテルで、年齢・性別・国籍・お金があるか否かを問わず、様々な方を診察してきた結果、キーとなることはたった2点だということが分かりました。
ひとつは、身体の病気を予防するための「ダイエット」と、もうひとつはココロの病気を予防するための「メンタルケア」です。

「ダイエット」と「メンタルケア」。とてもシンプルでいいですね。
僕の場合、特に気をつけないといけなのは「ダイエット」です。

痩せたいと思っているのですが、なかなか痩せません。
ただ、自分ではある程度、原因はわかっています。

原因の一つは「運動不足」です。
ここ数年、運動らしい運動をしてないので。
と、思っていたのですが・・・

やせられない方がおっしゃるやせられない理由で一番多いのは、「運動不足だから」です。そう言われたときには、「なるほど、この方は食べるのが好きな方だな」ということが分かります。
運動不足を理由にする人の多くは、自分が食べ過ぎていることに気づいていないのか、食べ過ぎということから目を背けたいからです。
運動でやせるのは、そう簡単ではありません。

1カ月で体重1kgを落とそうと思うと、運動なら少なくとも1日おきに1時間のジョギングをしなければいけない。これは3回フルマラソンしても足りません。食事なら、毎日300kcalをセーブすればよいだけです。これは餃子5個やマカロニサラダひとつ分のカロリーなので、1日3食のうちで副菜をひとつ減らすだけで1カ月に1kgを減らすことができるのです。というようなことが書かれていました。

マジで？　「運動不足」じゃなかったのか・・・？
ちなみに、食事8割に対して運動2割のような割合で併用するともっとも効果的だそうです。

でも「食べ過ぎ」だけでなく、「食事が不規則」ということも太る原因になっているはずです。
仕事で帰りが遅くなったりすることが多いのです。
と、思っていたのですが・・・

世間では規則正しい食事を取ることが大前提のように言われていますが、そもそも食事が不規則だから太るのではなく、食べ過ぎているから太るのです。
たとえ不規則でも食べ過ぎていなければ太らないし、逆に食べなさ過ぎならやせてしまいます。

マジで？　「食事が不規則」も関係なかったのか・・・？

じゃあ「遅い時間に食べる」のがよくないのかも。
遅く帰った時は11時、12時頃に食べて、そのまますぐ寝てしまうことも珍しくないのです。
と、思ったのですが・・・

また、「遅い時間に食べるから太る」ということも言われますが、そのことよりもトータルで食べ過ぎていることのほうが影響は大きいと思います。
特に夜が遅くなる場合、途中で軽く間食をしてしまったり、逆にお腹がすき過ぎてたくさん食べてしまったりしている可能性が高いと思います。夜遅く食べることよりも、そちらのほうが太る原因になると私は思います。

結論。「食べ過ぎ」が原因だそうです・・・

どうすりゃいいのよ？ と思ってしまいましたが、いろいろ書いてあります。

例えば、「満足感」は「満腹」とは少し違って血糖値で決まるそうです。

飲み会の席ではつまむものは、ほとんどがたんぱく質や脂質あるいは野菜類なので、血糖値が上がって満足感に至るのに時間がかかります。満腹を脳で感知するまでの時間と、血糖値が上がって満足感に至るまでの時間にタイムラグがあるので、「小腹のすいた」状態になって、帰りにラーメンを食べたくなってしまうのです。

ラーメンは、トンコツ系など少しコッテリ系だと1,000kcalもありますが、お茶漬けなら4分の1のカロリーで済みます。

今度から、シメは「お茶漬け」にします。

また、同じ物を食べても「間食」として食べると、「食後のデザート」として食べるよりも太りやすいそうです。
食べ物を食べるインスリンが分泌するのですが、インスリンは脂肪を蓄えてしまいます。1日3回の食事のたびに血糖値が上昇して、それを感知してインスリンが分泌されるので、インスリンの分泌も3つの山の形になります。

間食をすると血糖値の山が4つになるので、インスリンの山も4つになってしまい、トータルのインスリン分泌量が多くなってしまいます。結果的にインスリンが多い分、脂肪を溜め込む作用も強くなるので体脂肪が増えやすいということになります。

同じ物を食べても食事の直後なら血糖の山は3つで済むので、インスリンの分泌量もそれほど増えないで済むわけです。具体的には食後30分以内をめどに、デザートとして食べることです。

今度から、食後に「デザート」を食べます。

いちいち「エグゼクティブはこうやっています」というのが鼻につくと感じる人がいるかもしれませんが、僕は特に気になりませんでした。
そんなことより、ダイエットをしなければ・・・