Kindleの新作「Kindle Oasis」がやって来る ヤァ! ヤァ! ヤァ!

ジェフ・ベゾスの予告通り、Kindleの新作「Kindle Oasis」の予約注文が始まっています。

Amazon「Kindle Oasis」

この形はなんだ?
そう思われた方も多いでしょう。

これは「Kindle Oasis」を上から見たものです。

どうしてこんな形になっているのか?

下の写真を見ていただけばわかると思います。

Amazon「Kindle Oasis」とケース

「Kindle Oasis」の一番薄い部分(上の写真で言うと「Kindle Oasis」の左側)はわずか3.4mmの薄さになっています。そのために、薄くて軽くなっています。

逆に分厚い部分(写真の右側)は8.5mmになっています。ちなみに「Kindle Voyage」は7.6mmの厚さなので、一番分厚い部分で比較すると、「Kindle Oasis」の方が分厚くなっています。この分厚い部分は人間工学に基づいて設計されたハンドグリップとなり、持ちやすくなっているそうです。

で、この形にピッタリに作られているのが「バッテリー内蔵レザーカバー」です。それなら最初からカバーのバッテリーを本体に内蔵して、フラットな形にしてくれればよかったのに・・・なんて考えてしまいます。

Amazon「Kindle Oasis」の使用シーン

PaperwhiteやVoyageと比べて良くなっているのは、まずフロントライトのLEDの数。Paperwhiteが4個、Voyageが6個、Oasisは10個使用。つまり、明るさの均一性が向上しているそうです。正直、LED6個のVoyageでもぜんぜん不満はないですけどねぇ・・・

他に良くなったところと言えば、バッテリーでしょう。バッテリー内蔵カバー装着時は数か月バッテリーが持つそうです。Paperwhite、Voyageの数週間と比べると、格段に良くなっているようです。

また、センサーで上下を検知して、自動で画面の上下を反転させて表示してくれます。つまり、上の写真と上下逆さで持つと、カバーが右開きになるということです。これはちょっといいかもしれません。

ただ、解像度はPaperwhite、Voyage、Oasisすべて300dpiだったりして、あまりOasisを買う理由が見つけられませんでした。

逆に、これはちょっと・・・と思ったのが価格です。

一番安い「Wi-F キャンペーン情報つき」で、35,980円です。
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カバー付属の価格とは言え、いくらなんでも、本を読むためだけの電子書籍リーダー端末に3、4万円って、高すぎます。「Voyageと同じ解像度(300ppi)のKindle Paperwhiteが新発売!」で「高い!」と文句をつけていた「Kindle Voyage」が安く感じてしまうほどです。

正直、見た目も洗練されているとは思えないデザインだし、あまりにも高すぎるし、誰が買うのだろう? と思ってしまいました。

Kindle」なら、8,980円から購入できます。さらに、今ならプライム会員は4,980円で購入することができます。
とりあえず、安く電子書籍端末を使いたいということなら、フロントライトがなかったり、解像度が167ppiで粗かったりしますが、8,980円(プライム会員なら4,980円)で購入することができます。アリでしょう。

Kindle Paperwhite」なら、14,280円からあります。こちらもプライム会員なら10,280円です。
フロントライトもあるし、解像度も300ppiで約1万円で買えてしまうのです。買いでしょう。

Kindle Voyage」なら、23,980円からあります。残念ながら、プライム会員の特典はありません。
フロントライトは唯一の明るさの自動調整機能付きだし、解像度はもちろん300ppiだし、ページめくりボタンがついて、23,980円です。「「Kindle Voyage」を1週間使ってみた。「Kindle Paperwhite」との比較など」で書いたように「Kindle Voyage」を使っているということもありますが、個人的にはこの「Kindle Voyage」が一番オススメです。