えっ! まだ売ってたの? 「写ルンです」30周年アニバーサリーキットを買ってみた
若い方は、知らない人も多いのではないでしょうか?
今のようにスマホもケータイもなかった頃、当然カメラアプリもないので、誰もがカメラを持っているわけではありませんでした。
そんな1986年7月1日、彗星のごとく現れたのが富士フイルムの「写ルンです」でした。
実際には部品をリサイクルされるのにイメージが悪いからか、今では「レンズ付きフィルム」と呼ばれるようになりましたが、当時は「使い捨てカメラ」と呼ばれていました。
誰でも使い捨て感覚で気軽に買えてしまうカメラ。
誰でも気軽に写せるカメラ。
それが「写ルンです」でした。
もちろん僕も何台も持っていましたし、ハワイやグアムの海に防水タイプを持って行ったこともあります。
あれから、30年・・・
えっ! まだ売ってるの!?
今時、デジカメしか買う人いないだろうし、そのデジカメすら「スマホのカメラでいいや」って人も多いと思っていたのに、まだ現役でがんばっていることを知って驚きました。
しかも今年は30周年ということで、1986年発売の初代「写ルンです」の雰囲気を楽しめる「『写ルンです』30周年アニバーサリーキット」が数量限定で発売されているのです。
最近、フィルムカメラも気になっていたこともあり、さっそく買ってみました。
箱の中に入っていたのはこれらです。
- 写ルンです シンプルエース
- 着せ替えカバー
- ストラップ
- 小冊子
これが今売られている「写ルンです」の「シンプルエース」という機種のようです。
紙の帯の部分を剥がしてしまうと、普通の黒いプラスティックボディーのカメラみたいな外観になりそうです。
「写ルンです シンプルエース」に付属の着せ替えカバーをつけてみました。
これで1986年発売の初代「写ルンです」の雰囲気が楽しめます。
やっぱりこっちの方が僕の中の「写ルンです」のイメージに近いです。
ストラップを取り付けるとこんな感じ。
ストラップなんかいらんやろ? と思っていたのですが、指を通してつけてみると、なかなかいい感じです。
裸で持っていると「落とさないように」意識していたのですが、安心感があり、余計なことを考えなくてもよくなります。
というわけで、しばらくこれを持ち歩いて、いろいろ撮ってみたいと思います。
また現像できたら、報告します。