これを読めば、誰でも及第点以上になれる「クローゼット整理からはじまる40歳からの服選び」
服は、いつもなんとなくいいなと思ったものを買って、適当に着ています。職場もスーツを着なくてもいいので、オンもオフもほとんど変わりはありません。
まわりの人からは「オシャレですね」と言われることもあるけど、自分ではあまりオシャレをしているつもりはなく、好きなものを着ているだけなので戸惑います。
じゃあ、ちょっとオシャレについて本でも読んでみるかと思って「クローゼット整理からはじまる40歳からの服選び ~さらりと身につく大人ファッションの新ルール」(大山 旬)を読んでみました。
この本、タイトルの通り、まずクローゼットの整理からスタートします。手持ちの服を見直して、40代の今の自分に似合うものだけ残し、他は思い切って処分してしまいます。
ロゴ入りTシャツやダメージジーンズ、スキニーパンツなど「特徴的なデザイン」「ダメージ加工」「オーバーサイズ、または小さすぎるサイズ」「中途半端な丈」といった年齢とのミスマッチ感が強いアイテムは40代になったら卒業したいアイテムとなります。僕もロゴ入りTシャツなど、いくつか持っていました。
では、大人は何を着るべきなのか?
大事なことはこの3つだそうです。
- ジャストサイズであること。
- ベーシックな色・デザインであること。
- 上質で着心地のいいものであること。
今まで、あまり意識していませんでしたが、意外と守っていました。
例えば、服を買う時は必ずといってよいくらい試着します。だいたいMサイズになるのですが、たまにMだとちょっとピチピチ、でもLだとちょっと大きすぎる。そんな時は、デザインを気に入っていても買わないようにしています。デザインよりもサイジングの方が大切だと思っていたので。
大人が取り入れたいカジュアルスタイルとして、スポーツカジュアル、イタリアンカジュアル、アメリカンカジュアルが紹介されていました。
これで自分が好きなスタイルがイタリアンカジュアルだったことがわかりました。
今までなんとなく適当に自分の好みで選んでいたけど、もうちょっと大人にふさわしいファッションに近づけてみようと思いました。
まったくファッションに興味のない人や、ファッションってよくわからないって人も、この本を読めば最低でも及第点以上の服装になれるのではないでしょうか。
理屈をわかってしまえば、自分なりのアレンジもできるようになると思います。そこまでいくと、きっとそれ以上のオシャレな格好になれるのではないかと思います。