バカ映画、最高! イヤなことがあった時、気持ちが沈んでいる時にオススメ「世界の果てまでヒャッハー!」

「ファウンド・フッテージ」ってご存じでしょうか?

「高級なチーズ?」違います!
「インターネットで資金調達するヤツ?」残念!

「ファウンド・フッテージ」って名前は知らなくても、どんなものかは知っているはずです。

ファウンド・フッテージ(英語: found footage)は、映画(やテレビ番組)のジャンルの1つで、モキュメンタリーの一種。撮影者が行方不明などになったため、埋もれていた映像という設定のフィクション作品。撮影者と無関係な者の手に渡り、そのまま公開されることになったという設定でもある。第三者によって発見された(found)未編集の映像(footage)なので、ファウンド・フッテージと呼ばれる。ホラー作品が多い。

ファウンド・フッテージ - Wikipedia」より

最後に「ホラー作品が多い」と書いてあるように、この手法で撮られた映画と言えば 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」や「クローバーフィールド/HAKAISHA」など、ホラー映画が思い浮かびます。

逆に、ホラー以外のジャンルのファウンド・フッテージの映画ってあるのか? と思っていたのですが、ありました。

世界の果てまでヒャッハー!

ホラーとは真逆のコメディ映画「世界の果てまでヒャッハー!」です。

いや、仰ることはよくわかります。確かに、いかにも面白くなさそうなタイトルです。おもしろい映画だったら、こんなタイトルはつけないはずです。

でも、これが面白かったのです。

しかし、このタイトルはないやろ?
もうちょっといいタイトルはなかったのかな?

タイトルの「ヒャッハー!」から「北斗の拳」や「マッドマックス2」のような映画を想像した人もいると思いますが、どちらかと言うと「ハングオーバー! 消えた花婿と史上最悪の二日酔い」の方が近いです。

予告編の動画を観てもらうと、どんな映画なのか、すぐにわかると思います。

フランクは恋人ソニアや友人らと6人で、ブラジルにあるソニアの父・ジャン=ピエールが経営するホテルに遊びに行く。男4人はソニアの祖母ヨランドを連れてジャングルの秘境ツアーに出かけるが、行方不明になり戻ってこない。見つかったのは、ビデオカメラだけ。何か手がかりになるものが映っていないか、ソニアとジャン=ピエールが再生すると・・・

ハッキリ言ってしまうと、バカ映画です。

小難しいこととか何も考えずに笑えます。やってることはバカ丸出しです。

下ネタもちょこちょこ入っています。

「世界の果てまでヒャッハー!」予告編で股間にゾウの絵

予告編では股間にゾウの絵が載っていましたが、映画ではゾウの絵はなく、プルンプルンしてるところが映ってました。モザイクなしで。ホンモノじゃないから、OKってことなのかな?

人によっては、低俗で最低な映画と感じるかもしれませんが、僕は最高に楽しめました。そして久しぶりに映画館で声を出して笑ってしまいました。

楽しい気分の時はもちろん、イヤなことがあった時、気持ちが沈んでいる時にもオススメの映画です。あまりのバカさ加減に、イヤなことなんてもうどうでもいいやってなるのではないかと思います。

バカ映画、最高! ヒャッハー!