「007 カジノ・ロワイヤル」観る前に「テキサスホールデム」のルールを知っておこう
007シリーズは子供の頃、大好きで何度も観てたけど「美しき獲物たち」くらいを最後に離れていました。
そんなわけで、今回久しぶりに007を観ましたが、気になったのがボンド役のダニエル・クレイグです。
ボンドと言えば、ショーン・コネリーかロジャー・ムーアのイメージですが、違和感ないかな? どちらかというと、敵役が似合いそうなんだけど・・・
観る前はそんなことを考えたりしていましたが、いざ観てみると意外とダニエル・クレイグのボンドはそんなに違和感がありませんでした。
良くも悪くもわかりやすい映画で、コイツは悪者だな、コイツは殺されるなと、だいたい観ていてわかるので、安心して観ていられました。
子供の頃は秘密兵器が大好きで、現実離れしてカッコよく、未来を感じることができました。スマホやドローンとか、現実が映画に追いついた感もあるけど、秘密兵器がないのは寂しいですね。
残念だったのは、ポーカーのルールをイマイチよくわかっていないので、肝心の駆け引きが何やってるのか、ぜんぜんわからなかったところです。
ポーカーといえば、5枚の手札で役を作るゲーム。と思っていたのですが、「カジノ・ロワイヤル」の中ではちょっと違うのです。
日本では一般的なポーカーは「ファイブドローポーカー」で、世界中のカジノで行われているポーカーは、この映画でも出てくる「テキサスホールデム」だそうです。
「テキサスホールデム」なんかプロレスの技っぽい名前でカッコいいのですが、自分だけが見られる手札は2枚で、全員が見られるオープンの状態の5枚とあわせた計7枚のカードの中から5枚を使って役を作るそうです。
周りのプレイヤーは参加しないのか? と思っていたのですが、チップを賭けた人だけが参加するようで、その賭け方も結構複雑のようです。詳しいルールを知りたい方は「テキサスホールデムのルール - AJPC - 全日本ポーカー選手権 公式サイト」をご覧ください。
「ファイブドローポーカー」は相手の手札を予測することがほとんどできないので運任せですが、「テキサスホールデム」は相手の手札7枚のうち5枚を見た状態で勝負することになるので、運よりも駆け引きの要素が大きくなるのではないかと思います。
このポーカーのルールを知らずに見ると、どっちがピンチでどっちが有利なのか、どういう駆け引きを行っているのか、よくわからないことになってしまうので、「カジノ・ロワイヤル」を観る前にある程度理解しておいた方がよいと思いました。