アポロ計画のドキュメンタリー映画「ザ・ムーン」宇宙の映像が綺麗すぎ
先日「欧州宇宙機関」(ESA:European Space Agency)が月を横切る国際宇宙ステーション(ISS)の写真を公開していました。
「Space Station Moon / Highlights / Human Spaceflight / Our Activities / ESA」より
これって、ニュースになるようなことなのか? と思って読んで見ると、「the Station taking just half a second to cross the Moon」ってことなので、ISSは0.5秒で月を横切るようです。えっ! そんなに早いの?
ISSって、地球の周りを約90分で1周するので、時計の分針より1.5倍くらい遅いので、ゆっくり回るイメージでしたが、月の上を通り過ぎるのはわずか0.5秒だそうです。
ISSは地球の上空400kmにありますが、月は地球から384,400kmも離れた場所にあります。だから、上の写真の時、ISSと月の距離は384,000km? そりゃあっという間に横切るか?
ちなみに、小さく写っているISSの大きさが108.5m×72.8mでサッカーのフィールドとほとんど同じ大きさと思うと、実はISSが大きいのか、やっぱり月が大きいのか、よくわからなくなってきます。
もし、月までの距離がISSまでの距離と同じだったら、こんな感じだそうです。
スター・ウォーズのデススターっぽい感じもしてカッコいいけど、圧迫感が半端ないのと、90分毎に月食が起こるのはちょっと・・・
というわけで、「Amazonビデオ」で観た映画、今回は「ザ・ムーン」を観ました。
予告編はこちら。
この映画は、アポロ計画のドキュメンタリー映画です。だから使われている宇宙の映像はホンモノ。
上の予告編の動画だけでもわかると思いますが、宇宙の映像が本当に綺麗です。
コンピュータや機材どれもが今から見たらとても古く、頼りなく見えました。つくづく40年以上前によくあんな遠い所へ行けたなと思いました。
月に行った何人かのインタビューもありました。
前から思っていたのですが、月まで行った人には悟った人が多く感じました。
月で何かが起こったのか? とSF的なことを想像していたのですが、この映画を観ていると、親指で隠れてしまう程の大きさになった地球を見ると、何もかもちっぽけに感じてしまうようになったのかもしれない。そんな風に思いました。
美しい映像を眺めてるだけで、結構満足できました。