「ビッグ・アイズ」1960年代の女性の立場ってこんなに弱かったの?

Amazonビデオ」で観た映画、今回は「ビッグ・アイズ」です。

ビッグ・アイズ

まずは予告編から。

最初に「実話を元にしてる」と字幕で出たのを見て嫌な予感がしたら、やっぱりか!
また詐欺師の話でした。

しかし詐欺師の話、多いなぁ〜
最近観た詐欺師の映画は「詐欺師の映画って共感できない「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」」「「アイ・アム・キューブリック!」人はこんなに簡単に騙されてしまうのか?」「「フィリップ、きみを愛してる!」実話ベースの詐欺師の話って人気あるのかな?」で、これで4本目です。

たった50年ほど前なのに、1960年代の女性の立場ってこんなものだったのでしょうか。仕事がなかったら離婚できないとか、女性の画家は売れないとか。

正直、マーガレットの不器用で要領の悪いところを見ているとちょっとイライラさせられたりもしたけど、当時の女性ってこんな感じだったのかもしれませんね。

でも、こういうことを経たからこそ、70年代のウーマンリブとかにつながっていくのでしょう。

ティム・バートンの映画って現実と夢の狭間のような感じがするけど、この映画はそれが希薄でした。

詐欺師のウォルター・キーン役のクリストフ・ヴァルツの演技がすばらしく、見ているとムカムカするような表情をするのです。それを観るためにも、この映画は観るべきでしょう。