クラブニンテンドー2009年度プラチナ会員特典「ゲーム&ウオッチ ボール 復刻版」が届いた。
かなり小さい箱です。
「MacBook mini」ことDSiとの大きさの比較です。
箱からパッケージを出してみました。
ゲーム&ウオッチシリーズはいくつか持っていましたが、オリジナルがこんなパッケージだったのかどうか覚えていません。
ちなみに英語の表記は「GAME & WATCH BALL」で、日本語の表記は「ゲーム&ウォッチ」ではなく「ゲーム&ウオッチ」です。
懐かしい・・・
「ボール」は持っていませんでしたが、友達のショージくんが持っていて、当時よく貸してもらって遊んだのを覚えています。
「ゲーム&ウオッチ」を開発した横井軍平は宮本茂と並ぶゲームクリエイターで、彼の哲学「枯れた技術の水平思考」は任天堂のゲーム開発に影響を与え、2ちゃんねるの携帯ゲームソフト板の名無し表示「枯れた名無しの水平思考」の由来ともなっています。
枯れた技術の水平思考
「横井軍平 - Wikipedia」より
横井の哲学に、「枯れた技術の水平思考」という言葉がある。
ここでいう「枯れた技術」とは、「すでに広く使用されてメリット・デメリットが明らかになっている技術」のことで、これを利用すると開発コストを低く抑えることができる。「水平思考」(Lateral thinking、エドワード・デ・ボノ Edward de Bono 提唱)とは、今までなかった使い道を考えるということである。「ゲーム作りは面白ければよく、ハイテクが必要なわけではない。むしろ高価なハイテクは商品開発の邪魔になる。そのためにごくありふれた技術を使い、それをまるで違う目的に使うことによってヒット商品というものは生まれるのではないか」という考えである。
感銘を受けたゲームファンも多いと思います。
と思っていたのですが、最近、専門学校のゲーム科の生徒で、堀井雄二を知らない人がいるという記事を読みました。
ひょっとしたら最近は横井軍平や宮本茂を知らない人がいるかもしれません。
専門学校ゲーム科授業。新入生はまだ挨拶の声も大きいな。
「【2ch】ニュー速クオリティ:ゲーム専門学校講師「堀井雄二知ってる人!」 生徒「...誰?」 DQ生みの親知ってる人ゼロ」より
しかし、堀井雄二さんの名前を知ってる生徒さんがゼロだったのはびっくらこきました。
任天堂の岩田社長が開発スタッフにインタビューする「社長が訊く」というコンテンツが好きなのですが、開発スタッフのこだわりや苦労した話を読んでいるうちに、いつもここで紹介されたゲームはやりたくなってしまいます。
今回は横井軍平のエピソードがたくさん載っているので、特にオススメです。
さて、プレイした感想ですが、今やってみると懐かしいのひとこと。
でも、1回遊ぶともういいかな?
当時を知る僕ですらこれなので、オリジナルを知らない若い世代が遊んでもおもしろいと感じるのかな?
最近、PS3、PSPとSONYに浮気していたのですが、こういうサービスをされるとやっぱり任天堂!と思ったりしてしまいます。