「2014年8月」に書かれた記事

Koboの新しい電子書籍端末「Kobo Aura H2O」が発表された。

6.8インチ(1430×1080、265dpi)のCarta E Ink HDタッチスクリーンが採用されたということで、2013年に発表された「Kobo Aura HD」の後継機となる。ちなみに「Kobo Aura HD」は日本未発売だ。
「Kobo Aura H2O」についても今のところは「日本での発売は未定です」とのことなので、発売されない・・・かも?

Kobo Aura H2O

「Kobo Aura H2O」という、元素記号を覚えたての中学生がつけたようなカッコ悪い名前と上の写真から想像できるように、防水仕様だ。
IP67規格を取得していて、ポートカバーを閉じた状態で水深1m、最大30分の使用が可能とのこと。また、防塵設計なので、ビーチでの読書も可能だ。

kobo aura、kobo gloとのサイズの比較は以下の通り。

Kobo Aura H2O
サイズ:129 x 179 x 9.7mm
重さ :233g
画面 :6.8インチ(1430 × 1080、265dpi)

Kobo Aura
サイズ:114 × 150 × 8.1mm
重さ :174g
画面 :6インチ(1014 x 758、211dpi)

Kobo Glo
サイズ:114mm × 157 × 10mm
重さ :185g
画面 :6インチ(1024 x 758)

漫画を読む人には、画面サイズが大きくなることや、解像度が上がることは買う理由になるだろう。また、タブレットや電子書籍端末をジップロックに入れて入浴中に使ってる人にも、防水機能は魅力的に感じるはずだ。

しかし、誰にとっても欲しくなる機種かというと、そうでもないと思う。
デカいし、重くなるので、通勤電車など移動中に、小説などテキストものを読むことが多い人には、正直、ビミョーなサイズではないだろうか。個人的には「kobo mini」サイズで、フロントライトつきのものが欲しいのだが、出してくれないかなぁ・・・

発売日は2014年10月1日で、カナダ、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、イタリア、スペインの8カ国で販売される。

気になるお値段は、アメリカ、カナダで179.99ドル(約19,000円)、イギリスで139.99ポンド(約24,000円)、EU圏で179.99ユーロ(約24,600円)ということなので、日本で発売されると「kobo aura」の13,165円(税込)よりさらに高くなりそうだ。

う〜〜〜ん、本や漫画を読むために2万円も出す人ってどれくらいいるのかな?
電子書籍が好きな人でも、これはちょっと高く感じるのではないだろうか。

細かいスペックなどは楽天のプレスリリース「Kobo、防水電子書籍リーダー「Kobo Aura H2O」を発表」を。

2014年10月3日追記
日本でも販売されることが発表されました。
詳しくは「ビーチで、風呂場で大活躍!「Kobo Aura H2O」日本での発売決定!」をご覧ください。

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