2018年11月7日に発売された「Kindle Paperwhite」(第10世代)を購入しました。

今回購入した「Kindle Paperwhite」は8GB、広告なし、Wi-Fiモデルです。
2012年に「Kindle Paperwhite 3G」(「Kindle Paperwhite 3G」開封の儀)、2014年に「Kindle Voyage」(「Kindle Voyage」を1週間使ってみた。「Kindle Paperwhite」との比較など)を購入し、3代目のkindle端末です。
なぜ最強のkindle端末と思っていた「Kindle Voyage Wi-Fi + 3G」から買い換えたのか?
「Kindle Voyage」から買い換えた理由
「Kindle Voyage Wi-Fi + 3G」は本当に大好きなkindle端末でした。
それは「ページめくりボタン」があったからです。
kindleを開発している英語圏の人にはわかりにくいと思いますが、日本の電子書籍には縦書きのものと横書きのものがあります。縦書きの本は右開き、横書きの本は左開きです。
紙の本と違って、電子書籍は実際にページをめくらないので、右開き、左開きはあまり関係ないはずなのですが、電子書籍のページめくりには右開き、左開きが忠実に再現されています。
つまり縦書きの小説や漫画は画面の左側をタップすると、次のページに移動します。逆に、横書きの本は画面の右側をタップすると、次のページに移動します。縦書きの本と同じように左側をタップすると、逆に前のページに移動してしまいます。
紙の本だと逆にページをめくるとすぐ気づくと思うのですが、電子書籍の場合、逆のページに移動すると、余計にタップして2ページ進んだのか、前のページに戻ったのか、一瞬迷ってしまうことがあります。
本によって、ページ送りが真逆の動きをするって不便じゃないのか?
そもそも電子書籍で右左を再現する必要あるのか?
右開き、左開きに関係なく、画面の左をタップすると次のページ、右をタップすると前のページに移動するようにして欲しいと思っています。せめて、設定で変更できるようにして欲しいと思っているのですが、あまりそのような要望はないのでしょうか。
そんな不満を解消してくれたのが「Kindle Voyage」の「ページめくりボタン」でした。
右開きだろうが、左開きだろうが、進むボタンを押すと、次のページに移動する。戻るボタンを押すと、前のページに移動する。
「Kindle Voyage」最高!
そんな「Kindle Voyage」ですが、2年を超えた頃から、やたらとバッテリーの消耗が激しくなってきました。
フルに充電していても、ちょっと使うと半分くらいに・・・
しばらく使っていないと半分くらいに・・・
わかりやすく例えると、iPadとかタブレットみたいな感覚です。
同時期に購入した「kobo glo」(「kobo glo」から「kobo aura」に買い換えてみて・・・)は、ぜんぜん購入した頃と変わりがないのに・・・
「Wi-Fi + 3G」を選んだせい?
そんなわけで、バッテリーがなくなって使えないということはほとんどなかったのですが、気づくといつも「充電しなくては・・・」みたいな状態になってきて、謳い文句通り何週間も充電なしでは使えなくなっていました。
新型「Kindle Voyage」が出たら買い換えようと思っていたのですが、廃番?になり、新しく発売されたのは「Kindle Paperwhite」でした。
Kindle Paperwhite(第10世代)のここがイイ!
フロントライトつきの6インチE Inkスクリーン、高解像度300ppiなど、基本的なスペックはそのままに、これまでのKindle Paperwhiteの中で最も薄く(8.18mm)、最も軽く(Wi-Fi:182g、Wi-Fi + 無料4G:191g)、そしてIPX8等級の防水になりました。
なんと、真水で水深2mまで最大60分耐えられるので、うっかり水に落としても安心!
ビーチでも、プールでも、お風呂でも快適に読めるのです。
これは買い換えるしかない!
迷ったのが「Wi-Fi」か? 「Wi-Fi + 4G」か?
便利さ、快適さでは、断然「Wi-Fi + 4G」です。
でも7,000円高く、バッテリーの消耗の原因になっているような気がするし、数年で買い換えないといけないのなら、「Wi-Fi」でよいのではないか。
というわけで、今回の「Kindle Paperwhite」は8GB、広告なし、Wi-Fiモデルを選びました。
Kindle Paperwhite(第10世代)開封の儀
薄い! 薄すぎる!

上の写真だとわかりにくいと思うのですが、横から見るとこの薄さです。
箱を開けると、いつもの黒い箱が入っています。

出してみると、本体ギリギリのサイズです。

入っているのは、Kindle Paperwhite本体と充電用USBケーブルと薄っぺらい取扱説明書だけです。

防水だからか本体の下部に充電用端子と電源ボタンがあるだけで、他には何もありません。シンプル〜!
ただ、電源ボタンが下にあるせいか、カバンから取り出すと電源が入っていることがあります。

電源を入れると言語を選択する画面が出ますので、「日本語」を選択すると立ち上がります。

そして、いつもの起動画面。

左が「Kindle Voyage」、右が今回購入した「Kindle Paperwhite」です。
「Kindle Paperwhite」の方が若干大きかったりしますが、画面のサイズも解像度も同じなので、パッと見はあんまり変わりないです。
でも、左右に「ページめくりボタン」があったり、画面の明るさの自動調整機能があったり、やっぱり高いだけあって「Kindle Voyage」は機能が充実していてよかったですね。
Kindle Paperwhiteを使ってみて
iPhoneのkindleアプリで電子書籍を読んだ後、Kindle Paperwhiteで続きを読む時、同期をするためにiPhoneのテザリングをしないといけないなど、やはり「Wi-Fi + 4G」は便利だったなぁ・・・と思うこともありますが、概ね満足しています。
風呂にも持ち込んだりしましたが、なんとなく防水性が頼りなさそうな見た目で、使っていて不安な感じがしたり、湯気で画面が曇って読みにくくなったりしました。風呂ではkindleでガッツリと本を読むより、iPhoneでサラッとニュースを眺めるくらいの方があっているような気がしました。
前に使っていた「Kindle Voyage」もまだ使えますので、寝室で寝る前に読む用に使おうかと思っています。
「Kindle Oasis」もいいけど、電子書籍を読むのに3万円は高すぎるように感じます。「Kindle Paperwhite」はケースに入れたり、保護フィルムも貼ったりせず、裸のままカバンに入れて使っています。
もっと気軽に使って、壊れたら買い換えるくらいの感覚で使っていこうと思っています。
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