「Fire」と「Fire HD 8」で迷ってるなら、「Fire HD 8」がオススメ!
「年額3,900円の「Amazon プライム・ビデオ」で、年間100本の映画を観よう」でも書きましたが、最近、Amazon プライムビデオで映画をよく観ています。
ガッツリ本格的に観たい時は「fire TV stick」(私が選ぶ、2016年「買ってよかったもの」ベスト10)とプロジェクター(EPSON「EH-TW6700W」を購入! 〜もうちょっとした映画館ですね〜)で、もうちょっと気楽に観たい時は「fire TV stick」とテレビで、外出先で観たい時は「iPhone」か「Fire」で。
観る場所によって変えていたのですが、最近ここに「寝る前に寝室で」が増えました。ここで使うのが「Fire」なのですが、朝、起きた後、寝室か持ち出すのを忘れて、外出先で使おうと思った時に「ない」ということが何回かありました。
4,980円で安いし、もう1台、寝室用に買うか?
そう思って調べてみると、「Fire HD 8」の方がなんだかよさそう。

というわけで、2月に「Fire HD 8」(d32GB)を買ったのでした。
今回はFireやiPad、iPad miniあたりと比較してみたいと思います。

箱の中に入っているのは、これだけです。
しかし、iPhone、iPad以降、シンプルになりましたね。電子機器の取扱説明書がこんなに薄っぺらいなんて、昔は考えられませんでした。
10年以上前のケータイ電話の取扱説明書なんて、1cm近く厚さがあったのではないでしょうか?
画面の大きさはそんなに差がない?

左上からiPad air3(9.7インチ)、iPad mini2(7.9インチ)
左下からFire HD 8(8インチ)、Fire(7インチ)です。
確かにちょっとずつサイズは違いますが、パッと見た感じでは画面のサイズはそんなに大きく変わらないような気がします。
ちなみに、価格は・・・
50,000円くらい、30,000円くらい。
12,000円くらい、3,000円くらい。

横に並べると、画面サイズの差がわかりやすいのではないでしょうか?
画面の縦横比や縁の幅も結構あるので、端末のサイズは結構差があるのですが、正直、画面のサイズはそんなに差があるようには感じません。
Amazon ビデオは、なぜか・・・

これ、「Amazon ビデオ」の「オデッセイ」の予告編の画面で比較したのですが、画面の美しさにかなり差があることに気づきました。
左が「Fire」、右が「iPad mini2」で、画面の横幅(上の写真では上下)はほとんど差がありません。

アップでよく見ると、文字のクッキリ感がぜんぜん違うことがわかるのではないでしょうか?
写真ではわかりにくいと思いますが、映像も左はボンヤリで、右はクッキリです。
左が「Fire」、右が「iPad mini2」と思われるかもしれませんが、逆で、左が30,000円くらいの「iPad mini2」で、右が3,000円くらいの「Fire」です。
解像度を比較すると、「iPad mini2」は2,048 × 1536px(326ppi)、Fireは1024 × 600px(171 ppi)なので、iPad mini2はもっと綺麗なはずなのに、どういうこと?
映画の本編はデータが大きい高解像度のものから、データが小さい低解像度のものまで、自分で設定できるので、同じ条件になりますが、iOSでも綺麗な予告編を見られるようにして欲しいものです。
Webサイトは?

Webサイトで比較すると、こんな感じになります。
「Yahoo!」で比較してみました。iPad Air2を除くと、表示される範囲は大差ないようです。個人的にはFireより、横幅のあるiPadの方が見やすく感じます。
画面の明るさはすべて一番明るい状態にしていますが、FireはiPadより青っぽく感じます。比べてみるとわかるレベルで、それだけ見ていると、おそらく気にならないと思います。

「Fire HD 8」は画面のサイズが「Fire」と1インチ違いますが、同じ画面がそのまま拡大して表示されるだけなので、表示される内容は変わりありません。
ただ「Fire HD 8」は「Fire」より横の縁の幅が細いので、画面がより大きく感じて、見た感じスッキリしてシャープな印象を受けます。
その他、画面について

映画のように横長の画面は、一番小さい「Fire」と一番大きい「iPad Air2」もそれほど大きさに差がありませんでしたが、画面の縦横比が違うため正方形に近い比率の画面は結構差が出てきます。
上の写真は「Fire」と「iPad Air2」ですが、2まわりくらい画面の大きさに差があります。

「Amazon ビデオ」の画面は、作りが違うため、表示される範囲が違います。
Fireがスマホ画面っぽいのに対して、iPadはパソコン画面っぽいです。
一番上の大きいバナーで横幅いっぱいFire、バナーの左右に前後のバナーがちょっと見えているiPad。表示されている情報量が違います。

FireもiPadも夜用の表示があります。
左が「Blue Shade」をオンにしたFireで、中央が通常のFire HD 8、右が「Night Shift」をオンにしたiPad miniです。
どちらも画面が赤色っぽい色になってブルーライトをカットするのですが、色はこれくらい違います。
iPad miniはさりげないのですが、Fireは故障かと思うくらい、かなり赤いので、本を読む時以外には使えないのではないかと思います。
kindleと比べて
ついでに「kindle」(「Kindle Voyage」を1週間使ってみた。「Kindle Paperwhite」との比較など)と比較してみました。

左からFire、Fire HD 8、Kindle Voyageです。
これは好みにもよると思いますが、FireやFire HD 8はちょっと縦に長すぎ(1行が長すぎ)て、読みにくく感じました。

また文字に関しても、左のkindleは右のFire HD 8より断然綺麗です。
電子ペーパーで解像度も300ppiあるので当たり前ですが、印刷物を見ているように綺麗です
やはり本を読むならkindleがいいですね。
最後に・・・
Fireはアプリがまともにないので、いろんなことに使いたいという人は「iPad」の方がよいでしょう。
でも、Amazonプライム会員で「Amazonビデオ」や、「Prime Music(プライムミュージック)」をよく使ったり、活字以外の「kindle」をよく読む人なら、「Fire」「Fire HD 8」は本当にコストパフォーマンスのよいタブレットだと思います。
では「Fire」か? 「Fire HD 8」か?
「Fire」は確かに安いのですが、今買うなら「Fire HD 8」の方がよいと思います。
家で使って持ち歩かないなら1インチでも大きい方がよいし、持ち歩くとしてもどちらも中途半端に大きいサイズなので、それなら画面が大きい方がよいですし。
「Fire」を使っていた時は気にならなかったのですが、一度「Fire HD 8」を使った後で「Fire」を使うと、モッサリした感じが気になるのではないかと思います。
16GBなら「12,980円」で、プライム会員なら4,000円引きの「8,980円」です。
32GBなら「15,980円」で、プライム会員なら4,000円引きの「11,980円」です。
microSDカードが使えるので「16GB+microSDカード」でも問題ないと思いますが、「Fire」を使っている時、microSDカードだと映画のダウンロード、削除に時間がかかったので、「Fire HD 8」は32GBを選びました。
これ買ってしまうと、ますますAmazon漬けにされてしまいそうです。