1年前から買うかどうか悩んでいた「kobo aura」を購入した。
すでに「kobo」の端末を4台も持っているのになぜ買ったのか? 買ってよかったのか?
今回はその話をしたいと思う。
これまでのいきさつ
「Kobo」とのつきあいは長く、2012年7月に初代の「楽天kobo touch」を購入した。
1年後の2013年9月にフロントライト付きの「kobo glo」を購入し、10月には小型5インチの「kobo mini」をさらに購入した。「kobo mini」が届いた翌日に「kobo aura」が発表されたものの、さすがに購入はせず、Androidタブレット「kobo arc 7HD」にも目を向けずにいた。
ところが2014年6月、いきなり「kobo arc 7HD」が半額になったため、勢いで購入した。「kobo aura」が気になりつつも購入するきっかけがなく、安くならないかなと思っていた8月に防水型の「kobo aura H2O」が発表された。防水には魅力を感じたが、6.8インチというサイズが気になり、様子を見ることにした。
欲しい電子書籍端末のスペックは、5インチサイズのフロントライト、3G回線付きで、できるだけ解像度が高く、できれば防水なら最高!
そのスペックを満たす端末は「Kobo」にも「Kindle」にも「Reader」にもない。
「kobo mini」の後継機は出ないのか? と思っていたら、逆に「kobo glo」の販売が終了され、「kobo aura」のピンクも販売が終了された。
ついに残った「kobo」は「kobo aura H2O」と「kobo aura」(ブラックのみ)となってしまった。
ちかいタイミングで、残ったブラックの「kobo aura」も販売終了になるかも?
そうなると、選択肢は「kobo aura H2O」しか残らない。持ち運びするには、ちょっと大きすぎる。
そんなことを考えていたタイミングで急に「kobo mini」の調子が悪くなった。常に不調というわけではないが、高速でスリープモードのオンオフを繰り返すようになってきた。ビミョーに持つ角度を変えると起こったり、止まったりするので、おそらく内部の接触が何か悪くなったのではないかと思う。
「kobo aura」が販売終了になる前に買うしかない!
となった。
歴代の「kobo」との比較など
発売から1年も経っているので、もう今さら開封の儀は必要ないだろう。今回はあっさりと紹介したいと思う。
パッケージから出したところだ。画面を囲っていた額縁のような縁がなくなり、フラットになると、一気にタブレットぽくなった。
今までの「kobo」と違い、プラスティックっぽさがかなり抑えられている。高級感があるとまでは言わないが、安っぽさはかなり抑えられたのではないだろうか。
左から、kobo mini、kobo touch、kobo glo、kobo aura。
5インチのkobo miniを除くと、他の画面サイズは同じ6インチだが、徐々に大きさが小さくなっていったことがわかる。
画面の周りを囲っていた枠がなくなったためか、かなり薄くなった。
スペック上は10mmから8.1mmへ1.9mmの差だが、手にした時はもっと小さくなったような気がする。
写真で見るとわかりにくいが、質感がよくなった。さらに、大きさや厚みが一回り小さくなり、若干軽くなったので、手にした時の満足感はかなり違う。
「kobo touch」「kobo glo」はカバーを使ってきたが、一回りくらいサイズが大きくなってしまうことが不満だった。「kobo aura」はその小ささ、薄さを活かせるように、カバーを使わず、画面だけ保護するようにフィルムを購入した。
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スマートフォンなどの場合、ツルツルの画面にフィルムを貼るので、それほど粘着力は必要なくてもピッタリとフィルムが張り付く。ところが「kobo aura」はザラザラとまではいかないが、ツヤのない画面なので、保護フィルムは粘着力で貼り付けるものになっていた。
台紙からはがすのも強力な粘着力で大変だった。さらに失敗した時、貼り直すのはもっと大変なのではないかと思い、若干気泡が入ったが諦めた。
下の方に2ヶ所気泡があるが、気にしない。何度もフィルムの外に移動させようとしたが、できなかった。もう見なかったことにする。
触り心地はスベスベで気持ちいいし、このままカバンに放り込めるので、満足している。そう思うことにしている。
保護フィルムを貼ったので、ようやく電源を入れた。
「kobo glo」で使っていたアカウントでログインすると、ほぼ同じ状態にしてくた。
よく見ると、スリープモードの画面の仕様が変わっている。
「kobo glo」では明るさは25%に設定していたのだが、「kobo aura」を同じ25%に設定すると、若干暗く感じた。画面上が25%の設定だ。
目で見て「kobo glo」(25%)と同じくらいの明るさに調整したのが画面下で、40%の明るさだ。同じくらいの明るさになったが、「kobo glo」はかなり色が異なることがわかる。今、あらためて「kobo glo」を見ると、青く感じる。
明るさを100%に設定する人はなかなかいないと思うが、100%に設定してみると、ほんの少しだが画面上の縁の部分から明かりが漏れているようだ。
気づく人も少ないと思うが、こういうのが気になる人は100%まで明るくしない方がいいかもしれない。
あまり「モリサワ リュウミン」が好きではないので、「青キン明朝フォント」を入れている。
漢字もハッキリしているし、特にカタカナが大きく違い、読みやすく感じる。
おそらくもう「kobo」の端末を購入することないだろう。
それくらい「kobo aura」は完成度が高く感じられた。