「2010年9月」に書かれた記事

「モレスキン『伝説のノート』活用術 記録・発想・個性を刺激する75の使い方」(堀 正岳、 中牟田 洋子 )を読みました。

モレスキン 「伝説のノート」活用術 ~記録・発想・個性を刺激する75の使い方

「モレスキン」ってご存知ですか?
知ってる人は知ってるけど、知らない人は「何それ?」といった感じだと思いますが、思いっきり簡単に言うとノート、手帳です。

モレスキン(Moleskine)は、イタリアのモレスキン社(Moleskine, 旧社名:Modo& Modo)が販売する手帳のブランド。撥水加工の黒く硬い表紙と手帳を閉じるためのゴムバンドが特徴である。日本ではカファ有限会社が総代理店となって販売している。モールスキン、モレスキーネという呼称も一般的ではあったが、イタリア本社に合わせて公式にモレスキンと呼ばれることになった。

オリジナルのモレスキンは19世紀後半、フランス、トゥールの製本業者によって手工業で作られた。パリの文房具屋で販売され、ゴッホ、ピカソといった多くの有名人が使用していた。最も有名なモレスキンのユーザーはイギリスの紀行作家ブルース・チャトウィンで、作品にもよく登場する。

1986年に生産を終了、長らく入手不可能であったが、1998年に復刻され、現在はモレスキン社によって販売されている。オリジナルのモレスキンとモレスキン社のものは同一ではないが、現在でもカルト的な人気があり作家、ジャーナリスト、画家、ビジネスマンなどに幅広く使用されている。また、モレスキン社ではモレスキン・ブランドの多くの製品を販売している。

Wikipediaより

読んでみると、確かにモレスキンにあわせたところもありますが、多くは他のノートでも実現できるような内容でした。
ノート活用術みたいな本を多く読んでいる人にはちょっと物足りないかも。
逆にモレスキンに興味あるけどまだ使ったことがない人には、ドンッと背中を押してくれると思います。

モレスキンは堅牢な表紙で・・・ など特別なノートみたいに書かれていますが、ノートに変わりはありません。機能面だけで見ると似たようなノートや、そのまんまパクリみたいなノートもあるので、モレスキンでなくてもいいのではないか? なんて思ったりもします。
むしろ日本の一流メーカーのノートの方が質はいいし、値段も安いでしょう。
ではなぜこれほどまでにファンが多いのか?

以前使っていたモレスキン

実は僕もモレスキンを使っていたことがあります。
なぜ僕がモレスキンを使っていたか?
それはモレスキンがカッコいいと思うから。
それだけでした。

カッコいいモレスキンを使う。
 →カッコいいモレスキンを使う俺カッコいい!
ではありません。

カッコいいモレスキンを使う。
 →使うのが楽しい。気持ちいい。
  →どんどん使う。
たかがノート。これで人生が変わったとまでは思いませんが、自分で気に入った道具を使っていると、それだけで楽しくなってくるし、気持ちよく取り組めるのです。

メモ取ったり、手帳に記録するのめんどくせ〜!って感じる人は、とりあえずはこの本を読んでみてください。
読み終わる頃には、モレスキンを手にしたくなってるはず。
僕も久しぶりに、途中まで使っていたモレスキンを探してみよう・・・

モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方

堀 正岳 ダイヤモンド社 2010-09-10
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おすすめ平均 starAve
star1モレスキン礼賛本・・・・ではなく、れっきとしたGTD本
star2初めて知りました
star3モレスキンだけに縛られない手帳術の本
star4モレスキンを本にするのだから
star5残念

by ヨメレバ

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