本を読んでいる時、気になったことや、メモしたいことなど、重要だと思ったことがあった時、どうしていますか?
僕は本に線を引いたり、角を折るのはイヤなので、付箋を付けるようにしています。だから本を読み終わると、付箋が2つ、3つ付いています。
2つ、3つって少ないなと感じるかもしれませんが、僕は1冊の本の中に何か参考になることが1つでもあれば、読んでよかったと思うようにしています。だから、もし参考になることが2つ、3つあれば、とてもよい本だと感じます。
今回読んだ本は、読み終わるとこんなに付箋が付いていました。
これ、撮影用に貼ったのではなく、実際に読みながら付けていったものです。
こんなに参考になることが多かった本は、4年前に読んだ「必ず結果が出るブログ運営テクニック100」(ブログやるなら絶対に読むべき「必ず結果が出るブログ運営テクニック100」)以来ではないでしょうか。
というわけで、今回紹介するのは「ゼロから学べるブログ運営×集客×マネタイズ 人気ブロガー養成講座」です。
このブログで本を載せる時は、↓このフォーマットで載せているのですが、これは「書籍紹介ブログパーツ ヨメレバ」で作成しています。
この「ヨメレバ」を運営されているのが、今回の本の著者、菅家 伸(かん吉)さんです。
ブログを書いている人が読むと、なるほど!と参考になることがいっぱいです。誰でも上に載せた写真のような状態になります。たぶん。
よかった話、参考になった話を一つ一つ紹介していたら、本を丸々書き写すことになるので、最も響いた記事タイトルについて書かれた「記事タイトルの極意」を紹介します。
記事タイトルの極意
書かれているのは、タイトルは重要って話です。
こんなこと当たり前の話で、どの本にでも書かれているし、言われなくてもわかっています。が、読んでいると、ちょっと今まで読んだ本とはちょっと違うことが書かれていました。
例えば、ワイヤレスマウスの便利さを伝える記事を書く場合、「ロジクール LXP-20がすごい便利な件」のような、商品名をメインにしたタイトルをつけがちです。
その通り。これ常識です。
「ロジクール LXP-20」で検索された時に、検索結果の上位に表示されやすくなるように、タイトルに商品名を入れるのです。SEO(検索エンジン対策)的に考えると、これが正解です。
しかし、商品を知らない人には何のことだかわかりません。ソーシャルメディアでタイトルが流れてきても、「自分には関係ない」とスルーされがちです。
検索エンジンで上位表示できれば良いですが、商品名のキーワードは大手ネットショッピングモールも参戦する激戦区です。上位表示できなければ、検索エンジンからのアクセスはなく、ソーシャルメディアやRSSリーダーでもスルーされてしまいます。誰にも読まれない記事のできあがりです。
確かに、今まで商品を紹介するときは、商品名や商品コードなどをタイトルに入れるようにしていました。
- ワイヤレスステレオヘッドセット「MDR-XB950BT」音楽にも映画にもオススメ!
- EPSON「EH-TW6700W」を購入! 〜もうちょっとした映画館ですね〜
- YAMAHAのサブウーファー「NS-SW050」を購入! これなしで映画は観られない
理由は上に書いた通りで、検索結果の上位に載りやすいようにです。ところが、このブログはGoogleの評価がかなり低く、検索結果ページが約47,900件(2016年12月4日現在)で、扱っているサイトが少ない「EH-TW6700W」ですら検索結果に表示されません。しかし、外国語のページ以下の順位って、ヒドくない?
まぁ、それは置いておいて、要は商品名による検索エンジンの集客より、記事を読みたくなるタイトルが大切って話でした。上で書いたワイヤレスマウスの記事なら「ロジクール LXP-20がすごい便利な件」ではなく、「いつもマウスコードがグチャグチャになってお悩みのあなたへ」など、自分に関係がありそうと思ってもらえるタイトルをつける方がよいってことです。
これは「はじめに」に書かれていたことですが、「検索エンジンではなく、『人』に対して記事を書くべき」だと。
できるだけ多くの人に読んでもらえるように、そのために検索エンジンの上位に載るように意識してブログを書いてきたわけですが、いつの間にか「読んでもらえるように書く」が「検索されやすいように書く」になってしまっていたことに気づきました。
同じような人、意外と多いのではないでしょうか?
そんなわけで、今まで「誰にも読まれない記事」を量産していたわけですが、ちょっと考え方を変えていこうと思いました。
ブログに対する考え方が変わった
あと、何も考えずに適当につけていたブログ名ですが、「ブログ名を決める」に「個人名、ハンドル名をブログ名にするのは要注意」と書かれていました。
マジで?
このブログは何度かブログ名変えたけど、常にハンドル名だけの素っ気ないものでした。
個人名、ハンドル名をブログ名にしない方がよい理由は、ブログ名からブログの内容を想像できないので、芸能人や有名人以外はやらない方がよいということでした。
言われてみると、確かにその通りなので、タイトル変えてみるかと思いました。ただ、このブログってテーマも内容もあってないようなものなので、どんなタイトルにしようかなぁ・・・
今まで記事単位でしか読まれないと思っていたので、ファンや読者を作るとか考えたことがありませんでした。検索エンジンから訪問され、そのページを見たら立ち去っていく。だから、検索エンジンの上位に載ることしか考えていませんでした。
読み終わってみて、ブログに対する考え方が変わってきました。
3カ月毎日更新するように書かれていたので、僕も試してみたいと思うのですが、なかなか毎日ブログを更新する時間が取れません。なんとかできるだけ毎日更新を、まずは1カ月からスタートしてみようかと思いました。
本当は今のアクセス数などを公開して、1ヵ月後、3ヵ月後、どう変わるかを載せた方がおもしろいと思うのですが、そこまで根気が続くか自信がないし、アクセス状況が改善されなかったら、この本の営業妨害になってしまいそうなので、それはちょっと控えておきます。
そんなわけで、ちょこっとした便利なテクニックから、アフィリエイトや広告などマネタイズまで、ブログ運営に関することがたくさん載っていますので、ブログやってる人は必読の一冊でした。