皆既日食に感動した人、災難にあった人。悲喜交々(ひきこもごも)
日本で観られる46年ぶりの皆既日食。
半年以上前から楽しみにしていたが、先週末あたりから天気予報を見ていると、どうも天気が悪そうだったので、ずっと気になっていた。
昨日の夜もかなり雨が降っていたのが、なんとか晴れてくれと祈る気持ちで今日の朝を迎えた。
やはり曇っていた。
とても太陽なんて観られそうにない。
10時半頃、今頃食が始まっているんだろうな、と思って外を眺めていたら、わずかだが日が差していた。
急いで外に飛び出すと、雲の切れ間から太陽が出ていた!
用意していた日食グラスを通して観ると、黒い視界の中にオレンジ色の太陽が見えた。
欠けている!
感動しているのもつかの間。再び太陽は雲の中に飲み込まれてしまった。
でも、たとええわずかの間だけでも観ることができたので満足した。「観た」と「観ていない」では、大きく違う。
その後もあきらめずに待っていると、何度か観ることができた。
曇っていたので、日食グラスなしでも撮影できた。
3年後の金環日食は大丈夫だと思うけど、26年後の皆既日食は生きているだろうか・・・
後でNHKの中継を観たら、感動した。
なんと美しい。
これを生で観て、実際に体験した人たちが羨ましいと思った。
ところが、悪石島ではそうでもなかったようだ。
【皆既日食】トカラ列島悪石島は暴風雨で避難呼びかけも
お金と時間をかけて行ったのに、これはあまりにも酷い・・・
こんな事件もあったが・・・
皆既日食 "自粛破り"上陸者続出...悩み尽きないトカラ列島
準備していた子供たちのことを思うと、気の毒としか言いようがない。
悪石島小中学校: 2009年7月アーカイブ
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