torne(トルネ)を1週間使ってみた

3月18日に発売された「PlayStation3専用地上デジタルレコーダーキット『torne』」を買いました。
PS3を持ってなかったので、実際に購入したのは「プレイステーション3」地デジレコーダーパック(CEJH-10010)になります。
PS3とtorneのセットで、42,800円です。

torne

このtorneの評価は、地デジレコーダーの使い方やテレビ環境、ライフスタイルによって大きく変わると思いますので、まず、僕の使用用途や環境などについて書きたいと思います。

去年、がんばって50インチのテレビを購入しましたが、レコーダーは出始めの頃に買った「スゴ録(128GB)」で、アナログから地デジに移行しつつある状態です。
リアルタイムで観る番組は美しいのですが、録画した番組は右上に「アナログ」と表示され、地デジに慣れるとまるで3倍速のVHSのようにきたなく感じていました。
リアルタイムで観ることが多ければまだ我慢できたかもしれません。しかし残念なことに、テレビはリアルタイムで観ることはほとんどなく、いつも録画したものを観ていたので、地デジ対応のテレビの恩恵を受ける機会はあまりありませんでした。
そこで、PS3とtorneを購入することにしました。

PS3とtorne

PS3の隣にある小さい黒い箱がtorneです。
かなり小さいです。

PS3の画面

テレビの画面を見てビックリしました。
えらい字が小さいです。
50インチでも、ちょっと読むのがキビシイです。
どこか設定変えればもう少し大きくなるのかもしれませんが、実はよくマニュアルを読んでいません。
ゲームをやったことがあったり、パソコンを使ったことがある人なら、おそらくマニュアルを読まずに操作できるのではないでしょうか?
操作は簡単で、思った通りだいたい操作することができてしまいます。

torneのここがよかった

上で書いたように、用途は普通のテレビを撮って、観て、消す。これの繰り返しです。だから、編集したり、DVDなどへ焼いたりすることはありません。
このような用途を考えている方にはオススメです。

シーンサーチ

自動チャプター機能がついていないと聴いていたので若干心配でしたが、「フラッシュ送り(30秒)」と「フラッシュ戻し(15秒)」や「シーンサーチ(15秒・30秒・1分・2分・5分)」があれば、問題ありませんでした。たいていの人は満足できるのではないでしょうか?

テレビやビデオと同時にインターネットを使うことができます。
まだ使ったことはありませんが、「続きはWebで! ●●●●●で検索」や「詳しいお店の情報はWebサイトで!」なんて時にパソコンを立ち上げなくてもすぐに調べられるので、便利かもしれません。

torneの残念なところ

元々今使っているレコーダーが古いため、(よく言えば)シンプルな機能のもののため、あまり機能面で不満はありませんでした。
Wチューナーなど最近の機種では当たり前のように内蔵されている機能を使いこなしている方(機能があっても使いこなしていなければ問題ない)は不便に感じることも多いかもしれません。
そんな僕にも唯一不満があるとすれば、それは「追いかけ再生」ができないところでしょうか。
録画中の番組を再生する機能です。
例えば、リアルタイムで観ようと思ったら、すでに10分始まっている。こんな時、今使っているスゴ録なら、録画しつつ同時に再生することができましたが、torneは録画が完了するまで再生することができません。
まぁ、このようなシチュエーションも年に数回あるかないか程度なので、たいして気にしていませんが。
そんなわけで、今のところほとんど不満はありません。

torneならではの機能

なんといっても「トルミル情報」ではないでしょうか?
どのくらい録画予約されているか、どのくらいみられているかがわかります。
これを見ていると、見られている番組と、録画されている番組は結構異なるようです。
リアルタイムの視聴率だけでは、本当の視聴率はわからないということがよくわかります。

PSPとの連動機能を見ていると、PSPが欲しくなってきました。
同じようにtorneが欲しくなり、torneとPS3を買い、PSPまで欲しくなった人がいるのではないでしょうか?
SONYやるな。