もうこれなしでKindleは使えない! 便利なカバー

「Kindle Paperwhite 3G」開封の儀」で購入した「Kindle Paperwhite 3G」のカバーを買った。

購入したのはAmazon純正のカバーで「Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー」だ。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」のパッケージ

Kindle Paperwhite 3G」本体と共通の黒いパッケージにメタリックな「kindle paperwhite」のロゴ。
ここでも小文字のロゴ。Webは大文字表記で、パッケージは小文字表記のようだ。と考えていて、気がついた。
今まで「Amazon」だと思い込んでいたが、ロゴは小文字で「amazon」だった。

Amazon.co.jp: Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー: Kindleストア」より

全部で7色ある。
オニックスブラック、サドルブラウン、ハニー、マゼンタ、ミッドナイトブルー、柿色、青紫。店頭で買えるのはミッドナイトブルーとマゼンタだけで、他のカラーはAmazonでしか買えなかったはずだ。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」

購入したのはAmazon限定のハニーだ。
色のイメージは、ハニーというよりも、マスタードの方がしっくりくるような気がする。

気に入ったところ

このカバーで一番気に入っているのは、フタを閉じると自動的にスリープモードになり、フタを開けると自動的にスリープモードが解除されるところだ。

読むためにいちいち電源ボタンをさわる必要がない。
本を読むようにパッと開いて読み始め、閉じるとサッとカバンに入れることができる。
電子書籍端末というよりも、より本に近い自然な使い方ができるのだ。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」フタを開いたところ

フタを開けるとこんな感じ。
Kindle Paperwhiteを固定するための仕組みは何もない。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」Kindle Paperwhite本体を入れたところ

Kindle Paperwhiteを入れてみる。
隙間も段差もまったくなく、ピッタリ。ゴムや爪など固定するものがないのに、スポッと抜け落ちたりすることはない。
まるで最初からこの状態だったかのように一体化されているので、非常に気持ちいい。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」裏側

裏側も本革。
しっとりとした手触りとKindle Paperwhite本体のしっかり感、重量感が加わって、安っぽさは感じない。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」kindleのロゴ

フタの内側の「kindle」のロゴも控えめで好感が持てる。

ちょっと残念なところ

「Kindle Paperwhite 3G」開封の儀」で「Kindle Paperwhite 3G」と「Kobo Touch」の比較を行った。

「Kindle Paperwhite 3G」が220gなのに対して「Kobo Touch」は193g。その差はわずか17gだったが、実際に持ってみるとイメージしている以上に重さの差を感じた。

今回はカバーをつけた状態で比較してみた。

Kindle Paperwhite本体+レザーカバーの重さ349g

「Kindle Paperwhite 3G」は+129gで、349g。

kobo Touch+カバーの重さ、284g

「Kobo Touch」は+91gで、284g。

差は17gから65gへと、さらに大きくなった。
わずか65gだが、実際に持ってみるとイメージしている以上に重さの差を感じた。

今まで「Kobo Touch」に感じていたマイナスイメージの一つ「プラスチックっぽい」「安っぽい」は、逆に「軽さ」のためと思うと、プラスに感じてきた。

ここだけはなんとかして欲しい

今まで気づかなかったが、「Kobo Touch」のカバーは意外と日本向けに作られていた。

楽天「Kobo Touch」のカバーは右開き(右綴じ)

日本語の縦書きの本にあわせて、ちゃんと右開き(右綴じ)になっているのだ。

縦書きの本の場合、画面の左側(ピンクの部分)をタッチするとページを送ることができる。

だから左手で本を持つように「Kobo Touch」をつかむと、左手の親指で自然にページを送って読める。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」を右手で持つ

一方、「Kindle Paperwhite」はきめ細かなローカライズがされておらず、英語圏の横書きの本にあわせた左開き(左綴じ)のままだ。

普通に持つと、右手で持つことになる。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」は左開き(左閉じ)

縦書きの本の場合、画面の左側をタッチしてページを送るので、右手の親指で送ろうとすると、遠いし、不自然な持ち方になり、落としそうになる。
とても快適には読めない。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」フタを折り返して持つ

解決方法がないわけではなく、フタを折り返すと、左手で楽に操作できるようになる。
ただ、本のようにサッと開いて読むといったスマートな感じが希薄になり、あまり嬉しくない。

Amazon「Kindle Paperwhite用レザーカバー」を左手で持つ

下から持つ方法もあるが、これも不自然な体勢で、あまり操作がしにくい上に、さらに重く感じる。

ぜひ縦書きの本にあわせた「右開きバージョン」を作って欲しい。

最後に

各社からいろんなカバーが出ているので、用途にあわせて使い分けるのもいいかもしれない。
例えば、防水タイプだと風呂場やビーチでも使えるようになる。

いろいろ書いたが、「Amazon Kindle Paperwhite用レザーカバー」は、かなり気に入っている。
特にフタの開け閉めでスリープモードをオンオフできるのはとても便利で、一度これを使うと他のものを使えなくなるかもしれない。
カバーで迷っている人にオススメ。