iPhoneの画面を簡単に印刷できるスクリーンプリンター「ロルト」がちょっと欲しい...

いつもおぉっ! これ欲しい!
でもよく考えたらいらんわ。
みたいなちょっと欲しくなってしまうものを作るキングジムがまた気になる商品を出す。

キングジム「ロルト」KING JIM Rolto

iPhoneで閲覧する情報や写真を、スクリーンサイズのまま手軽に印刷できるスクリーンプリンター「ロルト」だ。

プロモーションビデオを見ると、どのようなものかすぐわかる。

以前から、iPhoneの情報を手帳に貼るなどして、なんとか簡単に情報を持っていくことができないか? と思っていた。

「ロルト」はイメージしていたものにかなり近い。
iPhoneで見ている画面をそのまま印刷できるのだが、ロール紙で印刷するので、Webサイトなど長いものも複数にならず、1枚で印刷できる。しかもシールのようにそのまま手帳に貼れる。
もちろんワイヤレスで

ただ、気になることがないわけでもない。

2点気になることがある。

専用アプリ「Rolto」(無料)で簡単操作

アプリの使い方」ページを見るとわかるが、「ロルト」は専用アプリ「Rolto」を使って印刷する。

専用無料アプリ「Rolto」

ブラウザ、カメラ、写真、メール、マップ、Evernote、メモ、履歴から選んで印刷する。

つまり、これ以外のものは印刷できないことになる。

やろうと思えば印刷できないわけではないが、非常にめんどくさい。
例えば、他のアプリの画面を印刷したい時は、一度画面をスクリーンショットでキャプチャーして、その画像を「写真」アプリで開けば印刷できる。

AirPrint」に対応して、どのアプリからでも印刷できるようにできなかったのかな?
AirPrintはローカルネットワーク上にあるプリンターでなければ印刷できなかったのかもしれないが、ここはちょっと気になった。

良くも悪くも、印刷方式「感熱式」

もっと気になったのは、印刷方式が「感熱式」ということだ。

知らない人はいないと思うが、感熱紙は熱を加えて黒く変色させて印刷する。当然、「ロルト」で印刷して、手帳になどに貼っていたメモにも熱が加わると、真っ黒になって文字が読めなくなる。

逆に、時間が経つと次第に印刷が薄くなってしまう。だから長期間の保存には適していない。
やはり短期間だけで使うメモ用なのだろう。

本体をコンパクトにするため、インクジェットプリンターのように替えのインクを用意しなくてもいいなど、いろんなことを含めて検討して、感熱式を選んだのだと思うが、これは用途を限定することになるので、非常に気になるところだ。

すでに15,000円以下になっているので、買おうかどうか迷ってしまう。

今回も、よく考えたら必要ないけど、ちょっと欲しくなってしまった。