イーライ・ロス監督、キアヌ・リーブス主演の映画「ノック・ノック」高校生が観ても大丈夫なのか?
イーライ・ロス監督、キアヌ・リーブス主演の映画「ノック・ノック」を観ました。
イーライ・ロス監督の過去の作品は観たことありませんが、前作の「グリーン・インフェルノ」が食人族を扱った映画で、結構気持ち悪そうだったので、期待していたのですが・・・
この映画、予告編を観ていただくと、ほぼ内容がわかると思います。
雨の夜、奥さんと子供が旅行中のエヴァン(キアヌ・リーブス)の家に、道に迷った二人の女の子、ジェネシスとベルが訪れます。
雨に濡れてスマホが使えなくなり、現在地もわからないし、連絡も取れないらしい。親切なエヴァンはタクシーを呼んであげるのですが、到着まで45分間。
その間にびしょ濡れの服を乾かして欲しいと頼まれたエヴァンは、二人にバスローブを渡し、服を乾燥機に入れます。
タクシーの到着まであと25分。
二人は徐々にエヴァンに迫り始めるのですが、マジメで家族を愛するエヴァンは拒みます。ようやくタクシーが到着した頃、ついにエヴァンは断り切れなくなり、一線を越えてしまう・・・
そんな映画です。
「R15+」(15歳未満は観られない)の映画なので、逆に言うと高校生が観られるレベルということで、たいしたことないだろうと思っていたのですが、「この映画、高校生が観ても大丈夫なのか?」と思ってしまいました。 映像的にも、表現的にも、結構モロな性的な表現があったので。
ベル役のアナ・デ・アルマス、初めて知ったのですが、めちゃくちゃ色っぽくて、かわいかったです。
アナ・デ・アルマスだけで1,000円以上の満足度でした。
ちなみにジェネシス役のロレンザ・イゾはイーライ・ロスの奥さんで、「グリーン・インフェルノ」にも出ているそうです。
アナ・デ・アルマス以外によかったところは? と聞かれたら、う〜〜〜ん、ビミョーかなぁ?
どうしてこんな目にあわされるのか? その理由は一応わかるのですが、どうしてそうなったのか、結局明確でないのでスッキリしないのです。
でも、胸くそ悪くなることもないと思うし、イヤな気分になることもないと思うので、その点は安心して観ることができると思います。ただ、キアヌ・リーブスの外見は「ジョン・ウィック」と同じような感じのに、おどろくほど弱いので、イライラしてしまう人はいるのではないかと思います。
で、見終わった後の感想は「一体、なんだったんだ?」そんな感じでした。 最後の最後のオチがおもしろかったので、まぁ、それでよいのかなぁ・・・
観ていないのでよくわかりませんが、1977年の映画「メイク・アップ」のリメイクらしいです。
しかし、自分の家に見知らぬ人を入れて・・・って、ちょっとないよなぁ・・・