「kobo arc 7HD」を買ってみて、「Nexus7」(2012)の良さに気がついた
6月1日に「いきなり「kobo arc 7HD」が半額! 乗るしかない、このビッグウェーブに!」で、「kobo arc 7HD」を購入したことを報告し、3日に「半額で買った「kobo arc 7HD 32GB」がさっそく届いた! ちょっとだけレビュー」で、届いたことを報告した。
1週間ほど使ってみてから感想を書こうと思っていたが、1週間を待つまでもなく、すぐに報告するべきだと思ったので、思ったままを書くことにした。
上の写真の左側が「kobo arc 7HD」で、右が以前から使っている「Nexus7」(2012)だ。
Nexus7は2013年1月に「「Nexus 7」を買わなかった理由」で紹介したが、それから1年以上使っている。
それまで街の電器屋さんでAndroidを触った時に「Androidって、動きがモッサリしているなぁ・・・」といつも感じていた。そのイメージを払拭してくれたのが「Nexus7」だ。ストレスなく快適に使える。それは今でも変わりない。
いつの間にか、それが当たり前のように思い込んでいた。
では「kobo arc 7HD」はどうだったのか?
どれくらいモッサリ?
ある程度は、モッサリしていると予想していたし、覚悟はしていたつもりだ。しかし、予想を上回った。
このページを見ている人なら、おそらくスペックなどはわかっているだろう。あらためて詳しくはかかない。スペックだけではわからない、実際に使った感想を書きたいと思う。
だから、あらためて書くが、ここに載っている情報は、あくまでも「個人の感想」です。
「Nexus7」は使っていると、
ピッ!とタップすると、パッと反応する。
ピッ!パッ!
ピッ!パッ!
ピッ!パッ!
と、快適に反応してくれる。
これが「kobo arc 7HD」だと、
ピッ・・・ パッ!と間が開く。
短い時はコンマ数秒だったり、長いときは数秒だったり、その時によって違うが、例えコンマ数秒でも毎回毎回タップするたびに一瞬の間が開くと、使っていてストレスに感じる。
ピッ・・・ パッ!
ピッ・ パッ!
ピッ・・・・・ パッ!
これが「Nexus7」と比較して感じるレベルではなく、誰が使っても体感できるレベルの遅さだ。
正直言って、もう使うのがイヤになるくらい。
画面はキレイ?
さて、期待していた「Nexus7」と比べてキレイな画面はどう感じたのか?
どちらも同じ7インチだが、「Nexus7」は1280x800(216ppi)、「kobo arc 7HD」は1920x1200(323 ppi)で、「kobo arc 7HD」の方が高解像度でキレイに感じるはずだ。
以下の写真では、左側が「kobo arc 7HD」で、右側が「Nexus7」だ。
「kobo arc 7HD」が黄色っぽく、「Nexus7」が青っぽく写っているが、実際に見てもそのように見える。これはどちらが良い悪いということはなく、好みの問題で意見は分かれるだろう。
文字を比較できるようなアップの写真を撮ろうとしたが、うまく撮れなかった。ただ、「Nexus7」でも十分キレイなんじゃないかと思う。
マンガになると、さらに差がなくなるように感じる。
違いがわかるだろうか?
おそらくほとんどの人がわからないのではないかと思う。
これもうまく撮れなかったのだが・・・
おそらく「Nexus7」でも多くの人は満足できるのではないかと思う。
結論
悪いことは言わない。
同じくらいのお金を使うなら、発売されたのは1年も前になるが「Nexus7」(2012)を買った方が快適に感じるだろう。
「Android」タブレットとしてではなく、「kobo」端末として評価するなら・・・とも考えたのだが、「kobo」端末としても残念に感じた。
これがよく理解できないのだが、ホーム画面が「kobo」となっているせいか、「Nexus7」の「kobo」アプリと違う独特の「kobo」アプリが入っている。
これが慣れないせいか、逆に使いにくい。「Google Play」から「kobo」アプリをインストールし直そうとしたが、できなかった。
モッサリしているだけでなく、使いにくい「kobo」アプリで、「kobo」端末としても使う気になれなかった。
12,000円ほどで購入したので、まだいいかと思えたが、これを定価で買ってしまった人は気の毒としか思えない。