邦題ってどうやって決めてるんだろう? と考えてしまう映画「殺しのナンバー」

Amazonビデオ」で観た映画、今回は「殺しのナンバー」です。

殺しのナンバー

まずはAmazonの説明から。

CIAのベテラン暗殺エージェント エマーソンはターゲットとなった少女を殺すことができず、イギリス東部にあるナンバーズ・ステーション(乱数放送局)に左遷される。旧アメリカ軍基地であるナンバーズ・ステーションは70年間破られること無く、各国の工作員に暗殺指令を発信していた。
彼の任務は、暗号作成のスペシャリスト キャサリンの護衛と暗号の死守だった。ある日、いつものように局を訪れた二人をテロリストが襲撃する。エマーソンは局内のテロリストを一掃するが、すでにニセの暗殺指令が世界中に発信されてしまっていた...そして、テロリストの増援部隊が正面ゲートをこじ開け始める。果たしてエマーソンとキャサリンは暗号を解読し、テロリストの包囲網を脱出できるのか──?

殺しのナンバー (字幕版)をAmazonビデオ-プライム・ビデオで」より

あらすじだと結構おもしろそうに思ったんだけど、これが実際観てみると、う〜ん、パッとしない映画でした。

登場する人もあまり華がないし、ストーリーにもあまり抑揚がないというか、普通に話が進み、普通に終わった感じかな?

「殺しのナンバー」ってタイトルは、なんとなく007っぽいと思ったら、「007 ドクター・ノオ」って、昔は「007は殺しの番号」って呼ばれていたいことを思い出しました。

『007』シリーズ映画化第1作。ジェームズ・ボンド役をショーン・コネリーが演じた初の作品である。日本初公開は1963年6月で、当時の邦題は『007は殺しの番号』。

007 ドクター・ノオ - Wikipedia」より

「殺しの番号」つまり「殺しのナンバー」です。

「殺しのナンバー」の原題は「The Numbers Station」なので、直訳すると「乱数放送」だとか「暗号放送」。さすがにそれではダサい。カタカナ表記で「ナンバーズ・ステーション」だと「駅の中にある宝くじ売り場」みたいだということで、いろいろ考えたのでしょう。

「CIAのベテラン暗殺エージェント」が主人公なので「ナンバー」に「殺し」をつけて「殺しのナンバー」でいいんじゃね? 「007 殺しの番号」っぽいし。

みたいな感じで選んだのかどうかわかりませんが、邦題ってどうやって決めてるんだろう? そんなことを考えてしまう映画でした。