「売上げが倍増する! アンケートの作り方・活かし方」を読んだ
「売上げが倍増する! アンケートの作り方・活かし方」(大久保 一彦)を読みました。
仕事柄、アンケートはよく使います。僕が使うのはWebのフォームを使ったアンケートです。
この本では、ホテルや飲食店、店舗などでのアンケートが中心になるので、多少違うところもありますが、大まかなところや考え方は同じです。
アンケートを実施する目的を大きく分けると六つのタイプに分類されるそうです。
- お客様をつかんで戦略を立てる
- 買うか買わないかの決め手を見つける
- 潜在的ニーズをつかみ、価値を生み出す
- 見えないお客様を知る顧客名簿を作る
- 顧客名簿を作る
- お客様と従業員の意識をある方向に向ける
この目的を明確にすれば七割は成功だそうです。
逆に、今までアンケートが活かせなかった三つの理由のうち、最大の理由が「曖昧な目的」になっているそうです。
どこかで見たような項目を並べて、とりあえずアンケートを行うことは誰でもできると思います。集まった回答を集計するだけなら、これも誰でもできると思います。
アンケートの目的が何か、その質問から何がわかるのか、これが理解できていないと、ただ回答を集計するだけではそこから先は何も見えてきません。同じ手間をかけてアンケートを実施しても、アンケートを作る人、回答を集計する人のスキル次第で活かせるか、無駄になるかと考えると、とても重要です。
もっと勉強しなければと、あらためて思いました。
アンケートの作り方・活かし方 (PHPビジネス新書) | ||||
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しかし、うちの会社のアンケート、うんざりする程、やたらと質問が多いものが多い。
せっかくなので、あれも聞きたい!これも聞きたい!もっと聞きたい!もっともっと聞きたい!というのも理解できないではないけど、どうせアンケートするんだからとりあえずこれも追加しとくか・・・みたいなのはやめて欲しいな。