インターネットの情報をリアルタイム表示するディスプレイ「LaMetric」使いこなせばとても便利! かも?

クラウドファンディングに出資して、手に入れたステキなものを紹介するシリーズ、第2弾は「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」です。

LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business

これは既存の製品にはないジャンルのものなので説明が難しいのですが・・・

Hackable, real-time smart display: receive and act on notifications, tasks, workout timers, business metrics, emails, news and more!

LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business by Smart Atoms -- Kickstarter」より

簡単に言うと「インターネットの情報をリアルタイムに表示するディスプレイ」みたいな感じでしょうか?

やはり今回も公式の動画を観ていただいた方がわかりやすいと思います。

なんかこの粗いドットの文字が逆にかわいくて、動きも楽しそうで、それでいてインターネットにつながっているIT感がかっこいいと思い出資したわけです。

知らない人のための「クラウドファンディング」のススメ」に書いた通り、これもスケジュールが何ヶ月も遅れました。

2014年8月の頭に締め切って、12月くらいに届くって、それは難しいやろ? と思っていたら案の定遅れて、結局届いたのは2015年の11月か12月あたりでした。

届いたのがこちら。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の箱

なんせポチッとしてから届くまで1年半くらい経っているので、「待ってました!」と「やっとできたのか...」と「そういえば、あの頃、これが欲しいと思ってんなぁ...」を3で割ったような複雑な気持ちでした。

ちなみに$119(送料別)だったので、日本円にすると15,000円以上したのではないでしょうか。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の箱の裏面

箱の全面に白い色の文字でいろいろ書かれています。
写真では見にくいと思いますが、実際に見ても見えにくく、こんな感じです。

段ボールそのまんまの表面に一色だけの印刷で、コストを抑えつつ、オシャレでカッコよく見せることができていると思います。いろいろ工夫されているようです。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の箱を開けたところ

箱を開けると、こんな感じ。

白い文字がなくなると、やはり段ボール箱みたいな印象になりますね。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の同梱物

中に入っているのは、本体と、取扱説明書と、残り4点は全部電源関係です。そのうち2点は外国用電源プラグなので使いません。

実際に使うのは、本体、電源プラグ、本体と電源プラグをつなぐケーブルの3点だけです。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の取扱説明書

取扱説明書に載っている使い方は簡単3ステップです。

  1. 電源をつなぐ。
  2. アプリをスマホに入れる。
  3. LaMetric本体とスマホをWi-Fiでつなぐ。
「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の右横

本体の右横にスピーカーと電源ボタンがあります。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の左横

本体の左横には、スピーカーと音量調節ボタンがあります。

当初、スピーカーはモノラルだったけど、スピーカーをステレオにするか、Ethernetをプラスするか、どっちがいい? とアンケート調査があり、ステレオになったと記憶しています。

この小さい本体でステレオにしても、あまりステレオを感じないだろうし、そもそもこれ(LaMetric)で音楽を聴くこともないだろうし、ステレオスピーカーはいらんだろ? と思って、Ethernetに投票したのですが、ステレオ派が多かったようです。

電話通話もできる防水のBluetoothスピーカー「SQueo」を使ってみた」に続き、こちらでもマイノリティだったようです。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の裏面

天面には左右ボタンと決定ボタンが、背面には電源プラグとつなぐUSB端子とヘッドホン端子があります。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」のスマホアプリ

さっそくアプリを入れると・・・

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」の時計表示

簡単に設定することができました。

動画で見ていた動きがそのまま目の前で再現されると、感動的です。

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」のイコライザー表示

スピーカーですが、思っていたより音が良く、音楽を聴くことが目的だった「SQueo」より、むしろこっちの方が音楽向けな気がしました。画面はイコライザー画面でこれもピコピコ動きます。いいですね。

さて、今回も概ね満足しているのですが、不満がないわけでもありません。

いろんなアプリを使って表示させるわけですが・・・

「LaMetric - Customizable Smart Ticker for Life and Business」のアプリいろいろ

「Hackable, real-time smart display」と書かれているように、アプリは自分で開発できるようになっています。

これは自分の問題なのですが、用意されている開発ツールも英語でよく理解できないし、そもそも開発するスキルも持っていないため、既存のものを使うことになります。

ところが、用意されている既存のアプリは使えるものが少ない・・・

最初によく考えればよかったのですが、Twitterのフォロワー数やFacebookページのいいね!数を表示させても・・・みたいな感じのものが多いのです。こんなものリアルタイムで表示させてもしょうがないみたいな感じで。

また、このドットの粗さでわかると思いますが、使える文字はアルファベット、しかも大文字のみと数字、あとは「+」や「-」などいくつかの記号のみです。

当然、漢字どころか、ひらがな、カタカナも表示することができません。考えればすぐわかることなのですが。

なので、届いたメールのタイトルを表示するように設定しても、ほとんどのメールが日本語のタイトルなので、「 」となって表示できません。

結局、カレンダー、時計、天気、気温を表示させていますが、これなら普通の時計でもよかったかなと・・・

そんなわけで、使いこなせばとても便利な「LaMetric」ですが、今からでも欲しいと思う人もいらっしゃると思います。

安心してください。
通販で買えますよ。

LaMetric Time - smart clock for home and office

それでは、また次回もクラウドファンディングで手に入れたステキな製品を紹介したいと思います。

2019年5月1日 更新
いつの間にか、漢字も含む日本語が表示されるようになっていました。ニュースを流れるように設定しておくと、新幹線のように最新のニュースが流れて便利になりました。