電話通話もできる防水のBluetoothスピーカー「SQueo」を使ってみた

知らない人のための「クラウドファンディング」のススメ」で書いた通り、今回からクラウドファンディングに出資したものをいくつか紹介したいと思います。

一つ目は「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」です。

SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker by SQueo™ Team

「Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」でわかると思いますが、防水のBluetoothスピーカーです。

この動画を観ていただけば、どんなものかイメージできると思います。

防水のBluetoothスピーカーなんて、他にいくらでもあるじゃないか?
そう思われた方、少なくないと思います。その通りです。

例えば、JBLの「CLIP+」だとか・・・

SONYが好きな人には「SRS-X1」なんかもいいですね。

なぜ「SQueo」なのか?

「SQueo」を「Kickstarter」で見かけたのは2014年の夏です。たぶん8月くらい?
この当時、欲しいと思う防水のBluetoothスピーカーがなかったのです。

ちなみに2014年12月に製品が届く予定でしたが、届いたのは2015年の8月でした。

SONY「SRS-X1」は2014年6月21日発売なので、当時探せば「SRS-X1」の情報は見つけることができたと思うのですが、存在を知りませんでした。
ただ「SRS-X1」はお風呂用っぽいデザインで、海だとかアウトドアには向かないイメージなので、知っていても選ばなかったのではないかと思います。

また「SQueo」はBluetoothでつながった電話の通話ができたり、サンドプルーフでもあります。

これが「SQueo」の箱です。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」の箱

普通のメーカーの製品と比べても、遜色はありません。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」は「Designed in Italy」

「Designed in Italy」
イタリアでデザインされたそうです。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」はスマホ、タブレット、パソコン、Apple、Windows、Android、BlackBerry、Bluetoothで何にでもつなげることができる

スマホ、タブレット、パソコン、Apple、Windows、Android、BlackBerry、Bluetoothで何にでもつなげることができます。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」の特徴

「SQueo」の特徴がアイコンでわかりやすく書かれています。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」のスペック

スペックが載っています。
ここでも「DESIGNED IN ITALY」と書かれています。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」のフタを開けたところ

箱を開けて見ると・・・
紙が・・・
この下に1年間待った「SQueo」が・・・

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」はやっぱり「Designed in Italy」

おぉ〜っ!
さすがにこの時は感動しました。

で、また「Designed in Italy」って、もうええねん!

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」の取扱説明書

これが取扱説明書です。

最近はWebに詳しく載せることができるので、このような簡単な取説が増えましたね。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」表側

取り出してみると、とにかく軽い。中身、何も入っていないんじゃないのか? と思うほどの軽さです。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」裏側

裏返すとこんな感じ。電話する時はこちら側を耳にあてます。

あんな小さい穴でスピーカーの音は聞こえるのか? マイクの音も拾えるのか? 今のところ電話として使ったことがないのですが、ちょっと気になります。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」付属のケーブル類

付属の充電ケーブルとぶら下げるためのケーブルです。

充電ケーブルは独自の規格で、本体の充電端子に防水キャップはなく、水に濡れても大丈夫な防水の端子になっています。

このケーブルを本体に近づけると、マグネットでピタッとくっつきます。
ただ、MacBookのケーブルのようにマグネットでピタッとくっつくような心地よいフィット感ではありません。手でグニッと押し込む感じ。こういうところの気持ちよさについては、やはりApple製品はよくできているなと感じます。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」LED表示

液晶表示などがないため、バッテリの不足や充電中、電源のオン、オフなどをこのLEDの色と点滅、ピロリ音で表現するため、慣れるまでは今どの状態かわかりにくいです。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」iPhoneとの接続は簡単

iPhoneとの接続は簡単です。
「設定」の中の「Bluetooth」で選ぶだけです。

逆に解除の方法がわかりませんでした。つながったiPhoneを解除して、Macでつなぎなおしたい時は、iPhone側で解除しなければいけないのかな?

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」風呂場で便利

というわけで、ゆっくり風呂を楽しむことができるようになりました。

概ね満足しているのですが、いくつか不満がないわけでもありません。
ここからは、「もうちょっとどうにかできんかったんかいな?」という点についてです。

まず、これは致命的に近いのですが、「音が悪い」ということです。

不満1「音が悪い」

「この大きさだからしょうがない」「なんせスピーカーは3Wなんだから」とも思ったのですが、店頭で3.2WのJBL「CLIP+」の音を聞いたことがあるのですが、ぜんぜん違うのです。

「『CLIP+』は高音はいいけど、低音が...」みたいな話がありますが、そういうレベルじゃないのです。「CLIP+」で音楽は聴けるけど、「SQueo」では音楽は聴けません。

音楽を聴こうと思ったら聴けるけど、聴く気になれないレベルなのです。わかりやすく例えると、「CLIP+」がFMラジオの音だとしたら、「SQueo」は携帯型AMラジオの音なのです。

そんなわけで、「SQueo」はPodcast専用スピーカーとして使っています。
音楽用の防水スピーカーが欲しい・・・

次も音に関することなのですが・・・

不満2「水がかかると音が聞こえなくなる」

防水(IPX8)なので、シャワーの水がかかっても問題ありません。
本来は。

ところがです。ところが、スピーカー部分が小さい穴がいっぱい集まった形状になっているため、水がかかると、小さい水滴がこの穴を覆ってしまうわけです。

そうなると、音がモゴモゴとなって、さらに音が悪くなるというか、もう聞こえなくなるという・・・

一度、この状態になると、スピーカーの小さい穴を覆った水を取り除かなければ、音が聞こえなくなります。

手に持って、振ってみたりしてもダメ。タオルなど吸水性のよいもので、水分を取ってやるしかないのです。

濡れたらタオルで拭かないといけない防水って何やねん!

最後の不満が色です。

不満3「色が気にいらない」

製品化が決まってから出資者にアンケートがあり、その上位4つが製品化されたのですが、その結果がこちらです。

「SQueo : Advanced Waterproof Bluetooth Speaker」欲しいカラーのアンケート結果

民主的でいいけど、アホやろ? と思いました。
なんで同じような色2つやねんなと。

3つはアンケート結果上位3つで、残りの一つはバランスよく暖色系の中から一つ選べよと。
ちなみに僕が投票したのは「Banana Yellow」で7.58%でした。せめて「Awesome Red」が4位だったらよかったのに・・・

というように、不満がないわけでもありませんが、これはどんなものでも同じです。100%まるまる不満がない商品なんて、なかなかありません。

ただ、不満点がスピーカーなのに音が悪いとか、防水なのにタオルで拭かないといけないとか、コンセプトの重要な部分に関するところが多いので、なんだかなぁといった感じです。

いろいろ書いてしまいましたが、それでも欲しいと思う人もいらっしゃると思います。

安心してください。
通販で買えますよ。

SQueo™ | Advanced Waterproof Bluetooth Speaker

それでは、また次回もクラウドファンディングで手に入れたステキな製品を紹介したいと思います。