8年使ったAKG K26P、K414P、Q460からSENNHEISER「MOMENTUM On-Ear」に乗り換えた話

過去にもヘッドホンの話をしたことがあるが、2年半ぶりにヘッドホンを買い換えた。

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」

今回購入したのは、SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」だ。

価格は約2万円。
オーディオ好きな人にとってはお手頃か、安い価格帯になると思うが、長い間MacやiPhoneでしか音楽を聴かなくなった僕には結構高く感じた。

AKG K26P 〜 AKG K414P

iPodユーザーはヘッドフォンを換えるべきだと思う」に書いたが、それまではヘッドホンにはあまりこだわりがなく、付属のものを使っていた。

電車の中で音楽を聴くので、音漏れの少ない密閉タイプのものに換えようと思い、店頭で視聴して気に入ったのが「AKG K26P」だった。

好きな音楽にピッタリのパンチの効いた重低音が気に入り、「AKG K414P」にモデルチェンジした後も使い続け、結局3台使った。

「AKG K414P」は廃番になったようで、この「AKG K404P」おそらく後継機となる。価格は5,000円以上したイメージがあったのだが、3,000円台で買えるようだ。これ、かなりコストパフォーマンスいいよ。

「AKG K414P」は、丁寧に扱っているつもりでも3台ともヘッドバンド部分からスピーカー部分が取れたり、コードが断線したりして、使えなくなった。

今でもこの「AKG K414P」は好きなのだが、スピーカー部分が壊れていない(音が鳴る)のに、3台とも買い換えなければいけなくなったことが気になって、次はコードを交換出来るタイプにすることにした。

AKG Q460

そうやって次に選んだのが「AKG Q460」だった。

詳しい話は「AKG K26P、K414Pを6年以上使ってきた僕がQ460に買い換えた理由」に書いた。

やはり使い始めて1年も経たないうちにコードが中で断線して、1回コードを買い換えたが、それ以来、特に問題はなかった。

AKG(アー・カー・ゲー)「Q460」

これは購入した時ではなく、今撮った写真だ。

購入した時と比べても、それほど汚れたりしていない。綺麗な状態だ。

AKG(アー・カー・ゲー)「Q460」のイヤーパッド

ところが内側を見てみると、イヤーバッドからは中のスポンジが見えている。生地が裂けたのではなく、接着していたつなぎ目が外れたのではないかと思う。

2週間ほど前、使い始めて2年半で左右ほぼ同時にこの状態になった。夏場は汗をかいたりするので、それが積もり積もって、寿命がきたのだろう。

AKG(アー・カー・ゲー)「Q460」のヘッドパッド

よく見ると、ヘッドパッドにもヒビが入っていた。髪につけたワックスや汗が影響しているのかもしれない。

ただ、一つわかったのは、コードにも寿命があるが、ヘッドホン本体部分も永久に使えるものではなく、早かれ遅かれ寿命が来るということだ。

つまり、一生使い続けると思わず、消耗品と思って、数年ごとに買い換えていくものと思っておいた方がよさそうだ。

SENNHEISER MOMENTUM On-Ear

今回、最後まで悩んだのが「SONY MDR-10RC」だ。

こちらは15,000円以下で買えるので、「SENNHEISER MOMENTUM On-Ear」より、5,000円ほど安く買うことができる。しかも視聴してみると、こちらの方が好みの音に近かった。

今までなら間違いなく「SONY MDR-10RC」を選んでいただろう。しかし、今回は「SENNHEISER MOMENTUM On-Ear」を選んでしまった。

見た目に一目惚れしてしまったのだ。

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」の箱

カッコいい。

これが「SENNHEISER MOMENTUM On-Ear」の箱だが、箱もカッコよく見える。

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」箱を開けたところ

箱を開けると、まん中にマウスパッドのようなものが乗っている。その下には隙間なく、みっしりとスポンジが囲んでいる。

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」のケース

マウスパッドを取ろうとしてわかった。マウスパッドではなく、ヘッドホンのケースのフタだった。

こんなケース必要ないんだけどなぁ・・・

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」の巾着袋

ケースを開けると、今度は中から巾着袋と予備のコードが出てきた。

巾着袋も必要ないなぁ・・・

ケースと巾着袋はなくしていいから、3,000円くらい安くして欲しいと思うのは、僕だけか?

ヘッドホンをいちいちケースや巾着袋に収納する習慣がないんだけど、普通はこういうものに収納するものなのか?

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」のヘッドパッド

マトリョーシカのようなパッケージから、ようやくヘッドホンが登場。

Ivory(アイボリー)は、ブラウンのヘッドパッドになる。

ちなみに、このヘッドパッドは、車のシートなどにも使われているイタリア製のスエード調人工皮革「アルカンターラ」が使われている。

この角度から見ると、何かに似ていると思っていたら・・・

ハクション大魔王のつぼだった。似てない?

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」のイヤーパッド

イヤーバッドもヘッドパッドと同じで、アルカンターラだ。写真ではわかりにくいが、イヤーパッドの外側はブラックで、スピーカー部分がブラウンになっている。

メタリック部分がいいアクセントになっていて、高級感がある。ような気がする。

ヘッドホン端子につなぐコードは左側から1本で出ているのは嬉しいが、左側から右側へはコードでつながっている。写真を見るとわかるが、写真の上に写っているヘッドホン左側から、下のヘッドホン右側に、まるでザクの動力パイプのようにコードがつながっている。

今まで使っていたヘッドホン「AKG Q460」はヘッドホン内部にコードが入ってたので問題がなかったが、この外に出たコードをいつかどこかでひっかけてしまわないか、ちょっと心配だ。

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」のスライド部分

サイズ調整を行うスライド部分はステンレススチール製で美しい。中央の「SENNHEISER(ゼンハイザー)」のマークも印刷ではない。このように、一つ一つが高級感を感じさせてくれるところに魅力を感じてしまった。

SENNHEISER(ゼンハイザー)の「MOMENTUM On-Ear Ivory(モメンタム オン イヤー アイボリー)」のマイク付リモコンケーブル

付属のコードは「マイク付きリモコンケーブル」で、箱に「Made for iPod、iPhone、iPad」と書いてあるように、リモコンで各種操作ができるようになっているので、iPhoneユーザーには嬉しい。

音にももちろん満足しているが、使っていて楽しい気分にさせてくれる「SENNHEISER MOMENTUM On-Ear Ivory」。できれば3年くらいは使いたいと思っているのだが、果たしていつまで使えるだろうか?

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