「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」メイキングを観て、CGと特撮について思う

今年はオッサン世代には懐かしい映画が豊作の年で、6月20日から「マッドマックス 怒りのデス・ロード」、7月10日から「ターミネーター:新起動/ジェニシス」、8月5日から「ジュラシック・ワールド」、そして12月18日からは「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が公開されます。

1985年の公開から30年、映画の中では過去(1985年)から主人公のマーティーがやってくる今年 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は何もないのか? と思っていたのですが、先日、ロバート・ゼメキス監督が「続編やリメイクは作らせない」と「映画.com」で断言していました。ちょっと残念です。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」最高にMADで、最高に面白かった!」で「マッドマックス」の話を書きましたが、「マッドマックス」は2回観に行きました。
あの映画の良さはいろいろありますが、その中の一つに「CGではないホンモノ」があります。

これは何年か前から感じていたのですが、最近の映画はCGが多すぎるのではないかと。確かに綺麗だし、ホンモノと見分けがつかないくらいリアルなのですが、何かが違う。

たまに古い(と言っても80年代や90年代ですが)映画を観ていると、着ぐるみ感やぬいぐるみ感満点の特撮があります。チープな感じはしますが、それはそれで良く感じます。CGではなく、そこに実物であったり実在するホンモノ感があるのです。

逆に、背景もCGの最近の映画を観ていると、アニメのように感じてしまうのです。
「スターウォーズ」シリーズもそうでした。

「特別編」になって、かなり中和されましたが、オリジナル版の旧三部作(4〜6)と新三部作(1〜3)は、かなり雰囲気が違いました。もちろん新三部作の方が綺麗だけど、ほとんどアニメのように感じました。ぬいぐるみ感満点だけど、旧三部作のそこに存在するホンモノの雰囲気も捨てがたい魅力があるのです。

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」メイキングを観て、CGと特撮について思う

当然、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」もCG路線だと思っていたのですが、先日公開されたメイキング映像を観て驚きました。

着ぐるみです。ホンモノなのです。

泣けました。

こんな泣けるメイキング映像が今まであったでしょうか。
同じように感じる人は少なくないはず。

亡くなって、もう会えないと思っていた人と再会できた。
そんな感じに近いのか、何かわかりませんが、このメイキング映像だけで本当に泣けました。

古き良き日に戻り、昔のやり方でやろう

公開前のこんなチューバッカ載せてええんかいな? と思ってしまいましたが、ワクワクさせられます。

J.J.は血の通った映画を目指してる

決してエピソード1〜3を否定するわけじゃないですけど、このホンモノ感、たまりません。

だって「スター・ウォーズ」だよ

だって「スター・ウォーズ」だよ。
今年のお正月、新聞に「『スター・ウォーズ』12月18日公開」の広告を見た時は、1年も先の話じゃないか! と思いましたが、早いものであと5ヵ月ちょっとです。
今から楽しみです。